赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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2008年最高の展覧会となったのが東京都現代美術館のネオ・トロピカリア/ブラジルの創造力でした。 冴えない美術館でタイトル通りクリエイティブで驚きと楽しみが混在する見事な作品を余裕をもった空間に上手く配置した良質な展示に感動。 60年代のブラジルで起きたトロピカリアなる主に音楽やパフォーマンス主体の芸術運動当時の作品と現代のブラジルアートを明確に区切ってはないですが分かりやすく並列、第一人者のエリオ・オイチシカによるグァバジュースのサービスに驚かされるフィルター・プロジェクトにはジュニも大喜びでした。 吹き抜けの空間を有効に使ったネトの作品もカラフルなイメージが離れない南米アーチストのイメージを覆す斬新だけどどこか楽しい大作。
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中南米のアーチストが紹介される時はどうしても政治・風土と歴史に大きく依存しがちですが、底流にその姿を想像しながらも固定観念を超越した感覚を呼び起こす作品に触れることはめったに無いでしょう。 ビデオ、音楽、パフォーマンスアートやファッションまで網羅しながら飽きのこない「進化の軌跡」を展示した展覧会に文字通り心躍った時間でした。 日曜の昼だったのに入場者が少なくほぼ貸切状態で見れたのも良かったです。
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by yesquire | 2008-12-03 21:48 | art / fashion
現代アートに浸りに今年も横浜トリエンナーレへ。 パフォーマンスあるいはパブリックアートに重点を置いており、パフォーマンスを常に見せるのは難しいのでビデオのインスタレーションが目立った展覧会でした。
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体験型のアートは親しみやすく何故かアジアでは人気ですが、今回はアニメっぽさが少々しか感じられない本格的な芸術祭でした。 ビヨークで人気上がったMatthew Barney(マシュー・バーニー)はいいとして、大好きなPaul McCarthy(ポール・マッカーシー)の大作に音も含めて接触できたのは感動、更にはパフォーマーと言えば忘れてはならないMike Kelley(マイク・ケリー)の作品までさりげなく置いてあったりで、統一性、連続性と新鮮味の深い優良なビエンナーレという感想を持ちました。
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思わず皆が微笑んでいたのは昼寝するぬいぐるみ。 お腹が上下する仕組みになっており、子供も喜んでいました。 会場の案内など文化祭的なノリが濃い部分もありましたが、構成や設置も余裕もっており、来場者も多くて成功しているようだったので安心。 次はジュニも走り回っているか、3年後も期待です
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by yesquire | 2008-10-19 11:26 | art / fashion
大ファンですが一線から退いていたマニュエル・オカンポの作品を観に竹橋へ。 エモーショナル・ドローイングは日本を含めたアジア中心の現代美術を集めた展覧会でした。 
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ドローイング回帰の潮流は2年くらい前からあり、奈良など日本の分かり易い作品も注目されてたはず。 特に日本人はアニメ風、ドローイングと言うよりは落書き風な必ず子供が書かれているモノが多いので、展覧会や美術書の一角を満たすには助かったのでしょう。 
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特に欧州のドローイングは本物というか大人のドローイングが多く、決して楽しくはない作品が中心のようです。 今回の展覧会は出身地では線引きできないとキュレーターが言っているものの、本流の絵画では注目されないし、統一性も維持されないのでアジアと中近東の画家中心。 そして美術教室の議題ではあるまいし何故か人を描いた作品が目立ちます。 ここでもキュレーターが「エモーショナル=情動を描いたものではない」と謳っているにもかかわらずです。

知らない画家の新鮮な作品を多く見れたこと、嫁さんの実家からチャリで爽やかに皇居走って、久しぶりに一人ゆっくり美術館で過ごせたことは嬉しかったです。
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by yesquire | 2008-10-05 11:30 | art / fashion
駐車場が真っ暗でおじさんに一声かけないと電気が灯らないほど財政難な東京都現代美術館で見たのが「パラレルワールド もうひとつの世界」。 アニエス・ベー協賛ですからフランスの現代美術中心の展覧会でした。
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仏アーチストの作品は夏休み中だからなのか子供向けの夢物語風の作品が多く、我が子は影絵や大きな花のインスタレーションに大喜びでした。 名和晃平のプリズムシリーズなど見たことある作品もありましたが、初めて接するフランス・モダンアートは分かりやすくて落ち着く感じがしました。

税金を納めている身からすると、現代美術とはどう理解しても言えないジブリ物はデパートの催物スペースに任せておけば?と思います。 夏休みの集客でひと儲けする必要あるのでしょうが、本来の設立趣旨と大違いだし、美術館の館長が日テレのエライさんなのでタイアップしてるだけで、ここのキュレーターは給料ゼロで当然でしょう。

景気いい時は良いけれど、企業タイアップで醜い展覧しているとますます客足遠のくなー、と行く度に心配になる美術館で何となくホッとした展示でした。
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by yesquire | 2008-09-15 22:13 | art / fashion
青山にあるRat Hole Galleryで日本では初のRoni Horn(ロニ・ホーン)の個展をやっていました。 姪のポートレイトを壁の両面に同じように並べた作品はよく見ると微妙に表情が違っていて面白かったです。 変化する水面を撮影したものや、Barbra Krugerのようなメッセージ性のある作品が多かった彼女の作品は観る者を置き去りにするような感覚になります。
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現在はアイスランドなどで撮影しているそうで、女性写真アーチストとして頑張って欲しいです。
Rat Hole Galleryはアパレルが所有するギャラリーですが、今後も現代アートの普及に貢献して頂きたいですね。
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by yesquire | 2008-09-01 21:54 | art / fashion
連続してモダンアートの良質の展覧会を堂々とやられるとこちらがモジモジしがちですが、期待を裏切らないシマリのある展覧会が森美術館の「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」でした。 80年代から現代までの受賞者の作品が少なくとも一つは展示されており、今更ですがダミアン・ハーストのホルマリン漬や、ギルバート&ジョージの壮大でカラフルな作品を仰ぎ見たりで充実の時間。 特にティルマンズはその作風がセンセーショナルだったので展示方法もテートギャラリーっぽくて良かったです。
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残念なのは受賞作品を代り映えのない展示スペースに陳列しているだけなので、作品が無機質で軽く通り過ぎてしまいがちな陳列方法でしょうか。 センセーショナルな作品を中心に収集しているサーチ・ギャラリーとの対極でターナー・プライズは全体的に正統派のアーチストを選んでいるとの印象を持ちました。

f0096206_854412.jpgこの展覧会を入門編として小中学生や美術に興味のある若い人が観てますます現代美術の裾野が広がればいいなと思いました。 我が家のジュニも一緒でしたが、ハーストの牛さんに「あっ!」と声をあげて反応しているところが微笑ましかったです。 

帰りにお気に入りのスタイを買いに行ったら人気だったのか売り切れでした。
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by yesquire | 2008-04-29 08:11 | art / fashion
好天の下木場公園へピクニックと東京都現代美術館へ。 早い時間に外出、木場駅近くのケンチキでお昼を買ってだたっ広い公園の芝生にレジャーシートを敷いて2時間程すごしました。 周囲には子供連れと赤ちゃん連れが多く、ジュニも2歳くらいのお姉ちゃんと触れ合っていました。
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その後は東京都現代美術館の「川俣正 通路」へ。 彼の大掛かりな作品を見るいい機会にベビーカーの娘も迷路のようなべニアを立てた作品に興味深々でした。 今まで彼の個展が日本であまり開かれていないのも恥ずかしいですが、とにかく東京都現代美術館は館内の案内にテプラみたいなのをペタペタ貼るの止めましょう。 海外からの客も呼びたいようですがこれでは三流のギャラリーと思われてもしかたない。 展示場の外に作品を置くならキュレーターもそこまで気がつかないと。
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その外国人が多かったのが岡本太郎の「明日の神話」でした。 壮大な画面と構図だけでなく主題ともいえる描かれた原爆の悲劇に圧倒され、そこだけ空気が違うようでした。 それまで大人しかったジュニも居心地悪かったのか泣き出しそうだったので退散、公園を戻ってヨーカ堂で色々買い物して帰宅しました。
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by yesquire | 2008-03-23 16:57 | art / fashion
銀行保有のコレクションは横浜でやったチェース財団以来日本で久々ではないでしょうか。 「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」は中途半端な現代美術館を凌駕する最上級のコンテンポラリーな展覧会でした。
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スイスの銀行だけあってドイツを中心とした欧州のアーチストが目立っており、コレクションの一部の公開というオーナーとキュレーターの壮大さを感じさせる今回の展覧会には、グルスキー、リヒター、森村など日本の現代美術館の常連だけでなく、マッシモ・ヴィタリ、オラファー・エリアソン↑やサラ・モリスといっためったに見れないネームもあって感心しました。 

一緒にいた生後8か月のジュニは途中で寝ていましたが、気を抜かず、観る者を感動させ、偏った指向のない現代美術だけの展覧会は森美術館久々のヒット、いや3塁打くらいでしょうか。

嫁さんの知り合いがいるショップで買い物して帰宅、明日のひな祭りに備えて部屋を掃除しました。
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by yesquire | 2008-03-01 22:37 | art / fashion
ジュニ産まれて初めての展覧会は六本木クロッシングでした。 日本の気鋭アーチストによる現代アートに「泣いちゃうかなー」と心配していましたが、わが娘は両親が感心して観ているそばで爆睡していました。
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音があるビデオのインスタレーションは飛ばしましたが、嫁さんも感激の「西友で買ってきたマグロの切り身の魚拓」など、私の好きな人を喰ったような面白作品もあり充分満足の企画でした。 しかし、欧米のモダンアートの真似とすぐ分かるモノもあり、村上や奈良の影響でアニメや漫画チックな細かい作品に偏っているのも事実で、今後の日本美術に不安はよぎります。 

大きくなったら娘と美術館巡りしようねーと語りながら少々肌寒くなってきた六本木を後にしました。
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by yesquire | 2007-10-17 22:45 | art / fashion
Barry McGee(バリー・マッギー)はハラや現代美術館で個展は無理でも触れるべきアーチストなのに無視されている重要なコンテンポラリー・アーチスト。 やってくれましたワタリウム美術館、期待を充分満たしてくれた久しぶりの展覧会でした。
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お馴染みの変な顔シリーズだけでなく、壁に落書きする怪しい手やTVとビデオを使ったインスタレーションがあり、小さいスペースをストリート系の独特な作品が占有していました。 パフォーマンスをする自分を抽象にすることでより深みが増してきた最近のバリーですが、今回はワタリウム向かいの店の壁にもスプレーでお土産を置いてってくれました。
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密かにカタログを2冊も所有するファンとして近くまで来ていた本人に会えなかったのは非常に残念ですが、この美術館のチケットは何度でも使えるのでまた行こうかなと。 2度も行きたくなる展覧会なんて本当に稀です。 今となっては懐かしい妊婦の嫁さんと散歩途中で観賞しましたが、産まれた我が子にもこの趣味が遺伝してるといいなー。
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by yesquire | 2007-07-12 22:57 | art / fashion