赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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タグ:現代アート ( 32 ) タグの人気記事

今まで大きな個展が無かったのが不思議な現代日本を代表するアーチストの個展が小谷元彦:幽体の知覚。 嫁さんも言ってましたがどこかで見たことのある作品、サブタイトルが悪い先入観を持たせて消化に苦労する幻想的でスケールの大きい彫刻やBill Violaばりのビデオなどヴァラエティに富んだ独創的な作品が並びます。
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知覚を彫刻など立体作品に具象化する小谷のインスタレーションは、安易にアニメに走り稚拙な画像に落し込む最近の日本人画家と違い奥深く新鮮で誰も真似できない完成されたアートと言えます。 モノトーンが多く、クローネンバーグが好きだというのも納得する歪んだ強い印象を与える作品を飽きさせない展示と構成で並べた森美術館のキュレーターも今回はいい仕事してました。

「何の骨だろ」とか「白いお馬さん」と言いながら現代アートにしては娘も楽しんでいた様子。 小規模でも構わないので将来まとめて見る機会を待ちたいアーチストの個展でした。
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by yesquire | 2011-01-07 23:12 | art / fashion
晴天の週末にちょっと時間がかかりまいたが水上のグリーン牧場とハラミュージアムアークに久しぶりに行きました。 朝早く出かけるも往復で渋滞は避けられず初めて行ったジュニ2にはちょっと辛かったかもしれません。 娘は牧場で動物達に触れたり美味しいソフトクリームを食べて大満足。 特に兎を膝に乗せて「うさぎさん可愛いね」と言いながら撫でていました。
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屋外のインスタレーションが新たに加わった美術館は記念撮影のスポットが増えた感じですが、館内のコレクションも充実しており、横浜にあったミランダ・ジュライの作品は娘も単純に楽しめて良かったです。
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さらにオラファー・エリアソンのちょっと変わったプロジェクトに親子で感動。 陽の光がドーム型の室内に入ってくると虹のような閃光が幾何学模様に重なる作品にジュニも不思議そうに楽しんでいました。

牧場に戻って恒例の牛の乳しぼりを体験して帰宅。 帰りの車中で2人ともぐっすり寝てしまいました。
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by yesquire | 2010-08-03 22:39 | art / fashion
3年ぶりの日本のモダンアートの祭典六本木クロッシング2010 は規模が小さくなり、ダムタイプや森村など有名どころをフューチャーした保守的な展覧会。 村上風のアニメっぽいのはさすがに減り、明るく大胆な2歳の娘にも楽しめる作品群が線の細いジャパニーズアートから海外でも勝負できる大人のアートへの変化を表現していました。
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森村の関西弁のヒットラーにはジュニも笑っていましたが、パパが思わず口元を緩めてしまったのが相川勝のCD視聴コーナー。 全て手書きのロックの名盤が並べられた小さなコーナーでは、これまた手書きのライナーノーツと視聴機ではアカペラで本人が吹き込んだ歌が聴けるという手の凝り様。
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森美術館得意のこれ見よがしなパブリックアートも身を潜めた展覧会では他にも力強く明快なアーチストの才能を観ることができ久しぶりに想像力を湧きたてられる時間を過ごしました。
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by yesquire | 2010-04-13 22:35 | art / fashion
話題の束芋を見るのと子供のアトリエに参加するので横浜美術館へ。 赤ちゃん連れのドライブは準備からたいへんですが、ジュニが成長したので車中は楽ちんでした。 子供のアトリエは大人だけの美術館で子供にもアートに接してもらうという無料の企画で、我が家は初めて参加してきました。
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すでにファミリーでいっぱいのスペースに初体験の我々は若干立ち往生気味。 それでも粘土をもらって緊張気味の娘と色々作って遊んだ後はクラフトルームでボール紙を使って小さなティアラを製作しました。

束芋展は相変わらず廃頽的でノスタルジーを感じる映像が変った手法で表現され、様々な世代に受けるであろう独特の雰囲気が展開された良質な展覧会でした。 展示方法も良かったのでジュニも興味深く見ていましたが弟のジュニ2の方はママの胸で終始睡眠。 写真はジュニが作品の前でパパを撮影してくれた物です。
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帰りの車中もジュニ2はずっと眠っており、ジュニがガムを呑み込んでしまうサプライズ以外は順調なドライブでした。
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by yesquire | 2010-02-07 22:36 | art / fashion
年初から個性的なアーチストの個展をやってくれた国立近代美術館へその「ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考えるそしてドローイングは動き始めた……」を見に行きました。 おじさんが水に浸ったりして昔のアニメ風でモノトーン画像だから娘も楽しいだろうと思い連れて行きましたが、ビデオの展示は中が暗いのとあまりにも空いていてちょっと後半は怖かった様子。 パパにとって彼の個展は初めてなのでおじさん(本人)はたくさん現れるものの、政治的なメッセージが濃い映像が重低音と流される作品も多く当初の知識を崩されたという点でも行って良かった展覧会でした。
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木炭で描かれたドローイング、それをコマ撮りしたアニメーションは荒削りなイメージとスタジオの生々しさが伝わり、ブラック&ブルーの基調が好きなので落ち着いた感覚。 いつもこの館で感じる最後の長い廊下以外は展示方法も良好でした。 帰宅してジュニは「耳にこれして見たんだよ」とヘッドフォンで鑑賞するビデオ作品群に飽きるまで長い時間見ていたことをママに伝えていました。

アートバブル絶頂の時に企画された最後の展覧会でしょう。 今後はこれほど大規模な正統派モダンアートの個展は期待できない現実には寂しくなります。 展示方法を変えた常設をサクッと見て美術館のレストランでランナー達を見ながらランチして帰りました。
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by yesquire | 2010-02-01 22:43 | art / fashion
同時にファッション関連の展示会を開き森美術館化する東京都現代美術館で資生堂とロレックスが協賛したのが日本初のレベッカ・ホーンの個展。 ビデオのインスタレーションが多く全体的に展示作品数が少なく感じるのは景気を反映していますが、かえって広いスペースに個性的なアートが配置され落ち着いて見やすい構成でした。
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ドイツ人らしい精巧な機械仕掛けの羽根や細い信管の大掛かりなインスタレーションは、繊細さの中に女性的なエロティックさと暴力的なメッセージが感じられます。 ほとんど黒とベージュをベースにした作品に嫁さんは「面白いね」と感心した様子で、娘は静かに動く箱の中の蝶に興味深々でした。 そして久し振りの個性的な個展より感動したのが美術館のレストラン。
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嫁さんが発見した地下のレストランContent(コントン)はオーガニック基本の洋食メニューで、木を基調にした広い店内は趣味の悪い東京都現代美術館らしくないお洒落な雰囲気。 たっぷりの野菜と玄米、スープのついた定食にも大満足で子供用のハイチェアもあるし、「ここで食べるだけで来る価値あるね」と夫婦で話していました。

それにしても「ラグジャリー:ファッションの欲望」なんて大胆な企画やっているのに館員の服が全くファッションセンスが無いのはいかがなものでしょうか..。
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by yesquire | 2009-11-03 17:00 | art / fashion
観海庵という日本美術の展示スペースができた伊香保のハラミュージアムアークへ。 磯崎新設計の新しい部屋は導入部分の廊下と比較すると想像よりコンパクトで、原所蔵の古典とイサムノグチなどの現代アートがさりげなく並んでおり新鮮でした。
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最近モダンアートに慣れてきたジュニですが、さすがに美術館前の広いスペースにあるキャンベルスープの大きな缶に大興奮。 教えてないのに「トマト」と言いながら駆け寄っていました。 現代アートの展示スペースには束芋、ジェイソン・テラオカなどの新しい作品が並べられており、六本木の商業主義の塊みたいなギャラリーとは一線を画す展示と展覧会に心も洗われる気分でした(オルデンバーグの小さなスクリューはご愛敬でしたが)。
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嫁さんは元々苦手な油絵の匂いにやられ早退。 久しぶりの大好きなギャラリーを観た後は途中にできたスペースでピョンピョン駆け回る娘を連れグリーン牧場へ戻りました。
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by yesquire | 2009-05-11 22:10 | art / fashion

万華鏡の視覚 森美術館

オーストリアの美しい現代美術館のコレクションの一部を森美術館で展示したのが「万華鏡の視覚」。 フラーの眩しいインスタレーションが万華鏡を思い出させるからこの題なのか、現代美術の個性的なコレクションを無秩序に並べたコンセプトを全く感じない展覧会でした。
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「彼らが提示する世界に対面」すると「慣らされた感覚は試され常識は覆される」そうですが、全くそんな感覚はありません。 借りてこられる作品のうち比較的受け入れられやすい爽やかなものを展示しているだけなので、「世界の見方が変わる」と述べるキュレーターを変えたほうがいいかも知れません。 

大企業が広告費を抑え、、空いた枠を埋めるために作ったTV局の番宣を思い出させる展覧会でした。
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by yesquire | 2009-05-05 11:42 | art / fashion
川村記念美術館が企業保有のモダンアートの美術館で成功している理由の一つがロスコを保有していることです。 瞑想する絵画展はテートから始まったシーグラム壁画の半数を集めた希有な展覧会。 日本でこれだけの数のロスコを、しかも落ち着いた空間で観れることは二度とないと思われます。
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内から炎が燃え出る圧巻の大型絵画が並ぶ壮観な様子は部屋に入った瞬間から震えを呼びます。 作者の意図をほぼ満たした展示方法で活力を増した赤の作品、一つだけでも贅沢なのに同時に何点も目に入るのは幸運としか言えません。

ジュニも大きな部屋と赤と黒のキャンバスに興味持っているようでしたが、一番はしゃいでいたのは庭園の白鳥を観たときでした。 美術館前の池にいた白鳥を指さしたかと思うと、早速走り始めて満足そうにしていました。
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ロスコの前でそろそろ飽きてきた娘を嫁さんに頼んで連れ出してもらい、一人でじっくり堪能するぞと思ったら遠くから泣き声が..。 後ろ髪ひかれましたが「パパぁ」と呼ぶジュニを抱きに世紀に一度の部屋を後にしました。
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by yesquire | 2009-03-31 22:48 | art / fashion
娘が歩きまわるスペースもあるし、久し振りの英国アートなので、年初の現代アートは原のジム・ランビー/アン・ノウン・プレジャーズ展へ。 床一面のデコレーションとコンクリートに詰まったLPジャケットは子供の目も惹く大胆な作品。 表現が陳腐ですがレノンなどアーチストへの尊敬を表現した作品は大英帝国出身らしい繊細さも。 初めて見る個展なのに親しみあるのは幾何学的な模様主体だったからでしょうか。
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ジュニは館内の展示は気にせず中庭で元気に歩きまわり、カフェで休む人に手を振ったりではしゃいでました。 帰りは品川駅でパステルのなめらかプリンを購入して帰宅しました。
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by yesquire | 2009-01-17 11:11 | art / fashion