赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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An Education / 17歳の肖像

Nick Hornby(ニック・ホーンビィ)独特のひねりと笑いが無かったジャーナリストの実体験が原作の恋愛映画がAn Education(17歳の肖像)
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フランスかぶれのませた女子高生を24歳のCarey Mulligan(キャリー・マリガン)が好演。 大人の男に誘導され華やかな世界で活き活きとする姿を上手く演じています。 洗練された上品な生活に女の子を惹きこむ優男はPhilip Seymour Hoffmanのような演技をしたPeter Sarsgaard(ピーター・サースガード)がわざとらしさのない演技で抑揚のない作品を盛り上げていました。

純粋な若い女性が大人の紳士に誘惑されて痛い目に合う話はうよくあるのでストーリーに新鮮味はありません。 しかし両親の会話など脚本はピリっとしており、選曲もさすがと思わせる機会が多かっただけに何か物足りない部分がもったいない映画でした。

Emma Thompson(エマ・トンプソン)など脇役も含めた俳優の演技が目立ったロマンスの評価は☆☆★★★。
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by yesquire | 2010-05-06 22:20 | movie / tv
高級スーツ、高級ラゲッジ、ダブルショットラテにブラックベリー持ったアメリカの空港のエグゼクティブラウンジにいそうな男を演じたらGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)の右に出る者はいないことが嫌というほど分かる映画がUp in the Air(マイレージ、マイライフ)
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景気後退と失業者、期待は裏切られるという現代アメリカを象徴している面もあり、これまたやり手のビジネスウーマンが似合うVera Farmiga(ベラ・ファーミガ)との大人の洒落たロマンスでもあり、アメリカを飛び回るビジネスマンの孤独な姿を描いた映画でもある本作は脚本も充実した名作でした。 ただし終盤のレイオフ後の社員達のインタビューが無ければ賞にも手が届いたでしょうか。 Jason Reitmn(ジェイソン・ライトマン)監督の若さが出たシーンでもあったかと思います。

キャリーバッグにテキパキと荷物をまとめ、短いけど完璧なレファレンスレターを送り、空港の税関も早い列を見つけて並ぶなどビジネスでも使えそうな場面も多く、Anna Kendrick(アナ・ケンドリック)演じるいそうなMBA新人君には笑えましたが、ラウンジでの女性との洗練されたロマンチックな会話もあって一般的なカテゴリーに収まらないけど上手くまとまった作品の評価は(こうゆうアメリカの映画大好きなので)☆☆☆☆☆。 くだらない日本語の題名はインパクトも知性もなく作品の質を落とすだけでした。
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by yesquire | 2010-03-30 22:10 | movie / tv
「このバンド私も好きよ」で始まる恋は悪い結末を、しかもそれがThe Smithだなんて最悪と思わずにいられなかったスタリッシュな恋愛映画が(500)Days of Summer((500日)のサマー)。 シャープな音楽のセンス、恋人たちの目線で描かれたL.A.の街、予算以上の仕事をした俳優と今風な脚本が輝いたラブストーリーは、惚れてしまった主人公の出会いから別れまでが行ったり来たりする構成。
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Zooey Deschanel(ズーイー・デシャネル)は今まで出演していた映画の中でも一番輝いて魅力的で不思議なヒロインを、Joseph Gordon-Levitt(ジョセフ・ゴードン=レビット)はナイーブな男が絶頂から落とされて再起するまでを分かりやすく演じていました。 別れに至る過程の危険なサインや、再会した時の会話と微妙な雰囲気などの場面は、様々なアニメーションを使用したのと同様本作を今までにないフレッシュだけどアグレッシブな恋愛作品に仕上げています。

You Make My Dreamsを使ったミュージカルのシーンと結婚した元彼女と会う場面が妙に記憶に残っている爽やかな秀作でした。
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by yesquire | 2010-01-31 22:14 | movie / tv
ジェーン・オースティン作品の映画化は食傷気味なので本人の人生にスポットを当てた映画がBecoming Jane「ジェイン・オースティン 秘められた恋」。 昔の英国を舞台にしたロマンスの王道である庶民的な生活のデティールや美しい田園風景と曇った空のショットが満載。 踊りのシーンなんかコピーかと思うほど、どこかで見た映画、即ちPride and Prejudiceと重なる部分が多かった作品でした。
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ジェーンを演じるにはちょっと派手すぎた主演のAnne Hathaway(アン・ハザウェイ)は頑張ってはいるんですが、運命に翻弄される女性を上手く表現できなかった(ニセ大富豪との関係が終わった後に撮影していれば....)。 相手のJames MaAvoy(ジェームス・マカボイ)も観た映画は必ず成就しない恋の相手なので何となく初めから期待が高まりません。 ただし、ジェーンの小説の世界を表現した脚本は見事で、言葉とその雰囲気が十分伝わってきますし、周りを支える脇役の演技も合格点でした。

残念なのはプロモーションで謳ってないように、ノンフィクションである事。 実際ジェーンと弁護士見習レフロイは舞踏会で会っただけで、結婚や逃亡などのロマンスまで発展しなかったようです。 評価は☆☆★★★。 
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by yesquire | 2009-01-15 22:47 | movie / tv
力を抜いたHilary Swank(ヒラリー・スワンク)主演のロマンスがP.S. I Love You (P.S. アイラブユー)。 若くして先立ってしまった夫Gerard Butler(ジェラルド・バトラー)からミステリアスな手紙が届き、未亡人となった主人公がどん底から立ち直っていくストーリー。
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アイリッシュの旦那をいろんな場面で思い出して悲しみにくれる女性の周囲には同じく夫を亡くした母親、彼女を思い優しく接する2人の親友と母が持つバーを手伝うちょっと怪しい若者Harry Connick Jr. (ハリー・コニックJr)などが。 みな彼女を心配し、旅行やデートに連れだしますがその度に謎の手紙がまるで背後霊となって見ているかのようにタイミングよく届きます。

初めて二人が出会ったアイルランドでの場面は爽やかで良いですが、何といっても嫁さん曰く「終わり方がいい」とのこと。 旅先で出会ったバンドマンなど寡婦の新しいロマンスの行方が納得の終結だったのが評価☆☆☆☆★の最大の理由です。

P.S. 夫婦で鑑賞しながら、もしどちらかが急に死んだらどうする?と考えさせられる映画でした。
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by yesquire | 2008-08-26 22:27 | movie / tv
ガルシア=マルケスの世界はスクリーンではなくページの上で広がると改めて認識したのが名作の映画化Love in the time of cholera(コレラ時代の愛)
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冷酷な殺し屋で賞をとったJavier Bardem(ハビエル・バルデム)は純粋な愛を貫く年老いた主人公を快演、中南米の小さな街の雰囲気や一昔前の生活も伝わってきましたが、さすがに女性の方は10代後半から70歳まで一人の女優が演じるのに無理がありました。 原作は少ない会話で独特の淫らで湿ったラテンアメリカの世界を語りますが、映画は脚本も稚拙で一つ一つの出来事がTVドラマにように繋がるだけで統一性がありませんでした。

マルケスの映画化としては「予告された殺人の記憶」ほどのインパクトもなく、評価は☆☆★★★。 「予告された殺人の記憶」の”予告”編が衝撃的だったことを今でも覚えています。

原作のコメント『コレラ時代の愛』
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by yesquire | 2008-05-24 09:36 | movie / tv
名作だった’Eternal Sunshine of the Spotless Mind’(エターナル・サンシャイン)を製作したMichel Gondry(ミシェル・ゴンドリー)が同じようだけど小ぶりな映画を作ったのが’The Science of Sleep’(恋愛睡眠のすすめ)でした。
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またもや大人になれない彷徨い人がたっぷり母性本能を持った女性と出会って夢を現実にしていく物語は新鮮味がありません。 前作と違うのはイケ面Gael Garcia Bernal(ガエル・ガリシア・バーナル)を使ったのと舞台をフランスにした程度でしょうか。 手作りの動物やインテリアを作ったLauri Faggioni(ロウリ・ファッジョーニ)がフワフワとした今まで見たことのない幻想的な世界を創作していたのが良かったです。

才能ある監督なので次回作は脱皮して欲しい今作の評価は☆☆★★★。 日本語の題名が雰囲気を伝えてるか疑問ですが、男性が年下のカップル向けの作品でしょう。 
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by yesquire | 2007-05-11 22:05 | movie / tv
The Illusionist「幻影師 アイゼンハイム」は古いウィーンを舞台にしたマジシャンと貴族の女性のサスペンス・ラブストーリー。 幼少時代に愛を誓った地位の違う男女が舞台で活躍するイリュージニストと皇太子のフィアンセとして偶然に再会します。 女性を警備するのはPaul Giamatti(ポール・ジアマッティ)演じる警官ですが、本人はEdward Norton(エドワード・ノートン)演じるマジシャンの才能を認めながらも命令で彼を追い詰めていきます。
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繊細で雰囲気のある映像が上手にまとまっていますが、なかでも20世紀初頭の舞台で繰り広げられる様々なイリュージョンがエレガントで素晴らしい。 監督のNeil Burger(ニール・バーガー)はこの作品が実質デビュー作とは思えません。 

物語はJessica Biel(ジェシカ・ヴィール)演じる女性に危険が迫り、2人のロマンスにも終止符が打たれ、マジシャンは逮捕されて...と淡々とですがサスペンス度は終盤に向けて一気に高まって行きます。 最後の主人公一世一代のイリュージョンに観客もやられること間違いなし。

映画評論で良く「Twisted」という言葉を使いますが正にその通りの結末に嫁さんが一言「いいじゃない」。 是非カップルで見て欲しい大人向けロマンス/サスペンス作品、評価は☆☆☆☆★です。
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by yesquire | 2007-01-27 16:44 | movie / tv