赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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Come Early Morning

「チェイシング・エイミー」で気に入ったJoey Lauren Adams(ジョイ・ローレン・アダムス)の初監督作品がCome Early Morning
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アメリカ南部の小さな街を舞台にしたドラマで、Ashley Judd(アシュリー・ジャド)がアル中で夜の生活も乱れた30代の気が強い女性というはまり役。 いい感じの男と知り合ってもバーで見つけた誰かと寝てしまい、ある意味ハラハラさせられますが、主人公の性格と性的趣向にはちょっと「?」ですぐに興味を失ってしまいます。

脚本も手掛けた監督が育った南部の設定なので登場人物やその会話にリアリティーが感じられます。 が、単純すぎるストーリーとあまり感動しない風景のショットと音楽から作りたかった映画は分かりますがそこに至ってません。

評価は☆★★★★。 いい女優なので次回の監督作品に期待です。
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by yesquire | 2007-08-26 11:35 | movie / tv
昨年の話題作で最も親近感の湧くドラマがLittle Children(リトル・チルドレン)でした。 この映画は子供が産まれてから観てよかった。 独身時代だとまた違った印象をもったであろう家族をベースにした作品でした。
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以前から言っているように「タイタニック」はキャリアの傷となったKate Winslet(ケイト・ウィンスレット)がまた素晴らしい演技を披露。 疎外感を感じながら郊外で生活する主婦が同じ感覚を持つ主夫と不倫する過程で強い印象を残す演技をします。 止まらない逢瀬と近所に越していた幼児性愛の前科を持つ男のストーリーが引き締まった構成で進み、ファミリードラマなのに嫁さん曰く「先へ先へ」と観賞者を引き込んでゆきます。

ナレーションが付いた映画も最近珍しいですが、家族の日常を描いてこれほどの小説のような映画に仕上げるTodd Field(トッド・フィールド)監督の才能も凄いと思いました。 性犯罪の過去を持つ男を演じてオスカーにノミネートされたJackie Earle Haley(ジャッキー・アール・ハーレー)って男優は全く知りませんでした。

独断で☆☆☆☆☆の満点!また見ようかなと思わせる映画でした。
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by yesquire | 2007-08-22 23:10 | movie / tv
The Dead Girlは"Crash"にソックリな構成のサスペンス。 若い女性の死体を母親と住むToni Collette(トニ・コレット)が発見。 これが幼い頃に姉が行方不明になった検察医師、夫の行動を怪しむ主婦と連続殺人犯の夫、行方不明になった娘を探すうちに娼婦だった友人に手がかりを見つける母親へとリンクします。
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幼い娘に誕生プレゼントを贈るためにヒッチハイクするのはBrittany Murphy(ブリタニー・マーフィー)、そのエレガントな母親役はMarcia Gay Harden(マルシア・ゲイ・ハーデン)と渋い俳優を揃えてサスペンスから感動のラストまで繋いでいく手法は”Crash”の真似でしかありません。 ただし、絶望と愛情がドライな映像で表現され上手くまとまった映画でもありました。

「サイコパズル・サスペンス」にちょっと感動をプラスしたあくまでも女性が主人公の映画。 Mary Beth Hurt(メリー・ベス・ハート)なんて名優も出演していました。 嫁さんも「いいじゃん」の評価は☆☆☆★★。
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by yesquire | 2007-08-12 10:43 | movie / tv

Zodiac 「ゾディアック」

Zodiac「ゾディアック」はまたまたノンフィクションのベストセラー映画化作品。 サンフランシスコで起きた連続殺人の犯人が警察とメディアに犯行声明と暗号を送りつけます。 未解決の事件は4人の男の人生に付きまとい、キャリアを築いたり破壊したりします。
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クロニクル誌の漫画家が暗号や脅迫文から犯人を突き止めるストーリーですが、当初の捜査にはからんできません。 ほとんど警察の捜査が終わった頃に彼が大活躍します。 数回起こる殺人と告白文が送付される場面は緊迫感があり、「大統領の陰謀」のような主人公の執拗な調査にもドキドキしました。 

「この人が父親役か」と嫁さんが言ってたとおりJake Gyllenhaal(ジェイク・ギレンホール)の演技は上手ですが年齢を重ねている気がしません。 一方でRobert Downey Jr.(ロバート・ダウニーJr)は独特の雰囲気のあるいい俳優になってきましたね。 「この人も」というくらい脇役も光っていた本作品、David Fincher(デビット・フィンチャー)久しぶりの会心作だったと思います。

母親となった嫁さんも納得の評価は☆☆☆☆★。ちょっと長かったか?
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by yesquire | 2007-08-05 09:36 | movie / tv
実話を元にした学園物には常に心動かされます。 ロングビーチにある学校に着任したErin Gruwell(エレン・グルウェル)という新米教師の話がFreedom Writers(フリーダム・ライターズ)。 原作は彼女がまとめた生徒達のダイアリーでアメリカではベストセラーだったそうです。
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情熱ある若い教師役をHillary Swank(ヒラリー・スワンク)が熱演。 表情だけで表現できる雰囲気のあるいい女優になったなーと。 終盤父親役のScott Glenn(スコット・グレン)と会話する場面は上出来でした。 

人種差別がピークだった90年代の不良学生に「本当のギャングスタを知ってるのか?」と教室で問うことから生徒達の感心を引き、ホロコースト博物館やアンネフランクの日記を通して心の重石を取り除いて行きます。 バイトして自費で生徒に本を買い、理解のない同僚と対立する場面などは「本物の教師」がいるんだと深く感動させられました。

"based on true story" に弱いので評価は☆☆☆☆★。 まだ早いですがいつか娘にも見せたい映画です。 
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by yesquire | 2007-07-29 08:37 | movie / tv

Fur  「毛皮のエロス」

近代アメリカの女性写真家Diane Arbus(ダイアン・アーバス)の伝記かと思ったら'Imaginary Portrait'だったFur(毛皮のエロス・ダイアン・アーバス幻想のポートレイト)。 ダイアン・アーバスの作品の世界をカラーで再現した映画。
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Nicole Kidman(ニコール・キッドマン)が今回は特殊メイク無しで実在したアーチストを演じますが美人すぎて現実味少なし。何故階上に住む奇妙な男との関係が深くなるのか、家族との関係などは写真家の映画ですから言葉では語られません。 'Secretary'を作ったSteven Shainberg(スティーヴン・シェインバーグ)は主従関係のような愛の形が好きなんでしょう、映画も途中から歳をとっていい男優になってきたRobert Downey Jr.(ロバート・ダウニーJr)演じる奇妙な男との関係だけにフォーカスされます。

評価は☆★★★★。 ファッション雑誌が9月頃に大げさに取り上げるだけでしょう。 Time Warner系列のPicturehouseでは実験的な映画を製作していくようです。
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by yesquire | 2007-07-28 06:56 | movie / tv
歳をとらないMatt Damon(マットデイモン)のお陰で画像がいつの時代なのか理解に時間がかかったスパイ映画がThe Good Shepherd(グッド・シェパード)。 CIAが誕生する時代の1人のスパイの半生を描く重い作品。
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Robert DeNiro(ロバートデニーロ)が作りたかった映画は分かるんですが、冒頭でシーンが様々な時代を飛び過ぎてストーリーどころではなくなります。 マット・デイモンは老けないのにいきなり子供が大学生になったり、ヴォーンシリーズを思い出してしまう冷静な態度だったりでとにかく集中できませんでした。 脇を固めるWilliam Hurt(ウィリアム・ハート)とAlec Baldwin(アレック・ボルドウィン)の演技は光っているんですが、彼らもBill Crudup(ビリー・クルドップ)も最近他のアクションあるいは刑事・ギャングモノに出ていたのでオーバーラップしてしまします。 

原作と脚本('Forrest Gamp'のErick Roth)が良かったのに編集と構成で失敗した典型的な映画となり、昨年の賞レースでは大作なのに見向きもされませんでした。 スパイ同士の緊迫した対戦は良かった今作品の評価は☆☆★★★。 若き日の主人公と恋に落ちる聾唖の学生を演じたTammy Blanchard(タミー・ブランチャード)に期待です。
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by yesquire | 2007-07-23 22:42 | movie / tv
いつもはジャズやヘビメタだったのがクラッシックに。 という印象のPedro Almodovar(ペドロ・アルモドバル)最新作Volver(ボルベール<帰郷>)。 なんたって変な人が出てこないし、会話もエキセントリック度が薄れてました。 毒が無いって感じです。
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Penelope Cruz(ペネロペ)を使うのでオーソドックスにしたのか、ガス抜きしたので彼女が出演したのか分かりません。 ただしソフィア・ローレン並の風格すら感じさせるペネロペの演技は大したもので、正に水を得た魚のようでした。 製作・監督のペドロ・アルモドバルは次回作に期待です。 とんでもないシチュエーションで予想不能な展開をまとめて欲しい。 映像が美しかった本作品の評価は☆☆☆★★。
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by yesquire | 2007-07-05 22:54 | movie / tv
大人向けのフェアリーテールなんでしょうかPan's Labyrinth(パンズ・ラビリンス)は40年代のスペインを舞台にした女の子と「パンの迷宮」の物語。 現実の世界では主人公の母親がファシストの将軍と再婚しレジスタンスと戦う拠点に移動、妖精と知り合いになった彼女(名前がオフェーリアでわざとらしい)は悲惨な環境下で幻想的な世界に引込まれて行くという物語。
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妊婦の母親の状態が良くなかったり、屋敷内にレジスタンスのスパイがいたり、将軍が冷徹で野蛮だったりかなり酷い環境ですがラビリンスでも約束を守れず怖い「目」に遭遇。 主人公の女の子が映画の途中でひどく可哀相に思えてきました。 アメリカでは評価が高かったようですが、普段アニメとか見ない大人の観客の想像力頼りと思わせる評論ばかりでした。 

ドロドロとした独特の雰囲気を、美味しいそうな苗字を持つ監督のGuillermo Del Toro(ギレルモ・デル・トロ)が優雅に造っています。 パンも妖精も上手く出来ています。 全編スペイン語だったのも説得力があり良かったのでしょう。 ただし評価は☆☆★★★、オフェーリアが何故パンの迷宮にいるのか理解不能でしたし、グロテスクすぎてお腹にいる子供にでさえ影響良くないと観た後の嫁さんの表情が語っていました。 
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by yesquire | 2007-06-16 08:32 | movie / tv
嫁さん絶賛のNotes On A Scandal(あるスキャンダルの覚え書き)は2人の究極に孤独な女教師の愛憎ドラマ。
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Judi Dench(ジュディ・デンチ)演じる鉄の女教師は猫が唯一の家族というオールドミスで、新任の若い教師に惹かれていきます。 Cate Blanchett(ケート・ブランシェット)は元パンクの美術教師で家にはダウン症の男の子と優しい夫Bill Nighy(ビル・ナイ)がいます。

同性愛にも似た感情を日記に綴る老教師は若い女教師と教え子のスキャンダルの現場を目撃、そして秘密にする見返りを自分にはない愛情と美貌を持つ彼女から求めるようになります。 飼い猫の死によって執着心が増大した老教師と家族も大事だか教え子も断ち切れない不幸な2人の関係はスキャンダルが公然となる事で最後は爆発してしまします。

原作が持つ見事な観察力はジュディ・デンチが読むミステリーのようなナレーションで心に響きます。 権力や力を持った女性を演じる彼女は常に最高です。 過ちを犯して悩み、助けを求めるケート・ブランシェットのパフォーマンスも必見の映画でした。 評価は☆☆☆☆★
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by yesquire | 2007-05-26 17:10 | movie / tv