赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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Guy Ritchie(ガイ・リッチー)ですから「ロック・ストック...」のセンセーションが忘れられないし、予告編も良かったので期待したんですが、RocknRolla(ロックンローラ)にはそれなりに裏切られました。 前妻の影響なのかキレイにきめすぎな映像が脚本と不釣り合いだし、せっかくGerard Butler(ジェラルド・バトラー)使ってるのにワイルドな雰囲気が伝わらない作品となってました。
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ロンドンを牛耳る不動産王がTom Wilkinson(トム・ウィルキンソン)という設定には大拍手なのに、何故かその存在感も最後まで薄く、追い込まれているはずの登場人物達もスタイリッシュな映像の影響で緊張感がありません。 盗まれた幸運の絵とか、悪役のボスが警察に仲間を売ってたとか、どこかで聞いたストーリーも陳腐でやはり初期の作品にような衝撃が少なくがっかりでした。 離婚したのでまた男っぽい常識を超えた派手な映画を作って欲しいです。
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by yesquire | 2009-02-27 22:48 | movie / tv

Lost Season 4

脚本家のストライキでちょっと短かったけど24とは比較できなほど出来の良かったのがLost Season4でした。 話が主人公達が帰った後にフラッシュフォワードするに連れ面白みを増してきたシリーズ。 娘がお昼寝か就寝した後の楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。
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ヘリで不時着した救助隊も目的が良く分からず、ロークとジャックをリーダーとする仲間に分断される展開。 帰還する人が分かっているだけに、何故その5人だけが帰れるのかは最後まで分かりませんし、実は5人ではなかったことも明かされて驚きが続きます。

島の秘密はさらに深くなり、超自然的な現象が関わってくることになりそうな予感。 帰国後の生活と島での出来事が絡む脚本もかなりこだわった部分が伝わってくるので前回のシリーズより安心して見ていられました。

シリーズ物の宿命で来年まで「待つのはつらい」と嫁さんも話していました。
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by yesquire | 2008-12-22 21:32 | movie / tv
Ryan Gosling(ライアン・ゴスリング)演じる内気な青年を中心としたロマンティックな作品がLars and the Real Girl(ラースと、その彼女)。 すでにSix Feet Underで変人を扱うのに慣れているNancy Oliver(ナンシー・オリバー)の脚本は、兄夫婦の誘いすら断るネクラ主人公がネットで買ったダッチワイフを自分の彼女だと紹介して起こる騒動を描いています。
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ブラジル人のビアンカは隣人の弟を気に掛けるEmily Mortimer(エミリー・モーティマー)好演の兄嫁や、小さな寒冷地の街の女性陣にはすんなり受け入れられます。 兄を含めた男性には茶化されますが、何となく純粋な住人が多くひどい話にはなりません。 仕事場の女の子とラースが近ずくにつれ車椅子に乗る無口なビアンカの調子が悪くなり、ドクターに自分のファンタジーを打ち明ける傷つきやすい主人公の心境も変わって結末を迎えます。 

小ぶりですが引き締まった構成と雪景色やスモールタウンの描写に好感が持てました。 評価は☆☆☆★★。 ボーリング場のシーンが何故か印象に残る、寒い日に見たい心温まる映画でした。

 
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by yesquire | 2008-11-26 22:59 | movie / tv
個人的に最も評価の高い俳優が共演、介護という身近な問題に直面する中年の兄妹のシリアスだけど少々ユーモアある物語がThe Savages(ザ・サヴェッジズ)。 久しぶりに聞いたTamara Jenkins(タマラ・ジェンキンズ)のプライベートな部分もわかる引き締まった作品はPhilip Seymour Hoffman(フィリップ・シーモア・ホフマン)とLaura Linney(ローラ・リニー)二人の最高の演技で更にその価値が高まっています。
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冷たい介護ホームの現実やぼけ始めた老親の態度で観る側のほとんどが親近感と喪失感を持つ映画は、アリゾナで引退生活を送っていた父親の奇行で幕を開け、兄妹が彼を介護施設へ引き取る間に家族の様々な側面が分かってくる構成。 演劇の教授で何冊か本を出している兄は何でもそつなくこなす一方、兄の成功を嫉妬する妹は仕事をしながら脚本家を目指す不安定な性格の女性。 

映画の中盤にはいくつかの印象的な場面が。 本当にボケてしまったのかと疑う演技をしたPhilip Bosco(フィリップ・ボスコ)演じる父親に「その時がきたら」の話をついにするシーン、脱臼した兄が両腕を釣るしてしょうがなく妹と会話するところ、父のお気に入りの映画を観賞の夕べで取り上げたところ人種差別的な内容で黒人スタッフからにらまれ、ナイジェリア人のケアマネージャーと妹の会話では死ぬ前夜に人は足の指が突っ張るなどなど。

妹の不倫相手が飼っていた犬が老衰になり、しばらくしてから父親が亡くなります。 二人の兄妹は共に自らの道を歩み始めますが、ローラ・リニーがマンハッタンをジョギングする最後のシーンは今年見た映画の中でも最も輝いていました。 Chris Ware(クリス・ウェア)によるポスターもお気に入りの名作の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2008-11-11 22:47 | movie / tv

The Fall 「落下の王国」

4年間かけて18カ国で撮影されたおとぎ話がThe Fall(落下の王国)。 世界遺産の前で石岡瑛子のドレスで撮った映像を集めただけの映画でした。
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地味なロケーションに、奇抜で派手な衣装は目立ちすぎ。 世界遺産のDVD見ている方が落ち着くし、象が泳ぐシーンもアニマルTVのコピーでしょうか。 映像を売りしている監督もアイデア出尽くしなのか、CFやプロモのように限られたインパクトしか感じません。

David Fincher(デビッド・フィンチャー)とSpike Jonze(スパイク・ジョーンズ)が絡んでいたので期待していたのですが...。 ファッション関係の人には受けるんでしょうか? ヴェートーベンの交響曲と人が映ってなければ美しい映像だけが思い出される作品の評価は☆★★★★。 
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by yesquire | 2008-11-08 10:49 | movie / tv
過去の作品も何故か日中の場面が多く、今回も陽の光が効果的に活用されたSidney Lumet(シドニー・ルメット)監督の久々の快作がBefore The Devil Knows You're Dead「その土曜日、7時58分」。 金策で家族を裏切るのはウディ・アレンの新作と同じですが、こちらは犯罪物の大御所だけあってシリアスかつ重い作品でした。
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Philip Seymour Hoffman(フィリップ・シーモア・ホフマン)が冷徹で麻薬中毒の不動産会社役員の兄を、借金で家族にも見放された弟はEthan Hawke(イーサン・ホーク)が演じます。 兄は弟をそそのかして父親が経営する宝石店へ強盗へ。 店にいた母が重傷を負い、計画は失敗しファミリーが一気に転落して行きます。 兄弟と家族それぞれの事情が強盗の前後に組み合わさる構成は現代風で、非情な音楽も映画とマッチしていました。

弟と不倫する長男の嫁をMarisa Tomei(マリッサ・トメイ)がこれも好演、父親役のAlbert Finney(アルバート・フィンリー)は絶望から真実を掴んで狂気へと変化する表情が恐ろしいくらいでした。 評価は☆☆☆★★。 モラルを問う悲壮感は変わらず、いつもは納得いかないエンディングも俳優の演技も今回は満足のベテランが作った大人のドラマでした。

 
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by yesquire | 2008-10-15 23:10 | movie / tv
表情だけで様々な表現のできる俳優になってきたMichael C. Hall(マイケル・C・ホール)主演の殺し屋物語Dexter「デクスター警察官は殺人鬼 シーズン2」は期待を裏切らない第2シーズンでした。
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デクスターの異母兄弟への制裁で幕を閉じた前作から一転、悪人を殺せなくなるし、海底に隠した死体が見つかりFBIケースに。 さらには検察官である正体が身近な人間に次々と露呈してしまいます。 どちらかと言えば、殺人より人間関係に焦点があたった第2シーズン、気味悪さよりハラハラさせられる作りになっており、次回にも期待が持てました。

 
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by yesquire | 2008-10-12 21:16 | movie / tv
ヘンリーⅧ世に処刑された悪名高い姉アンをNatalie Portman(ナタリー・ポートマン)、その妹がScarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)で悪女に翻弄される王をEric Bana(エリック・バナ)が演じた史実の映画化がThe Other Boleyn Girl「ブーリン家の姉妹」
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世継が欲しい王に金と権利の代わりに妾としてまず妹が差し出され、子供が産まれるとフランス帰りの姉が父親になったばかりの王ヘンリーを誘惑。 とんでもないブーリン一家ですが、その姉は現役の女王を追放し、女児を生んだ後に弟との関係を疑われ死刑になります。 ナタリー・ポートマンが珍しく王を翻弄して権力を手に入れる悪女を好演。 一人の女に英国王室を大きく動揺される王をエリック・バナがそれらしく演じていました。

エリザベスもそうでしたが、最近のイギリス歴史物は風景に色を付けるわざとらしい演出が返って目立ちすぎます。 城がほとんどの舞台なので見せ方に工夫が必要なのは分かりますが、俳優の動きが余計制限されるので映画としてはどうなんでしょうか? それでも、史実に詳しくない私は見入ってしまいました。
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by yesquire | 2008-10-04 00:02 | movie / tv
寝不足が続くかなーと思いきや12話で終わってしまったHeroes Season2 (ヒーローズ・シーズン2)。 アメリカTV番組のジンクスを踏襲してしまった快作の第2クルーはそれでも最後はドキドキで終わってくれました。
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ロマンスが多すぎと批判もありましたが、ヒーロー達の親世代との確執や新たな悪役登場だったりでそれなりに娯楽性は多かったです。 ただ1作目の興奮と期待感は感じられず、(クレアのお父さんも安藤君も実は能力を持ってるという展開も含め)シーズン3に期待!

嫁さんもちと不満だったようで、次回は「Save The Cheerleader, Sasve The World」みたいなキャッチが欲しいです。
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by yesquire | 2008-09-05 22:24 | movie / tv

Juno 「ジュノ」

ティーンエイジャーが妊娠、出産も養子にだすことも簡単に決めてしまうほのぼのした映画がJuno(ジュノ)でした。 嫁サン曰く大きな感動やドラマチックなシーンもなく淡々と進む作品ですが、賞をとったDiablo Cody(ディアブロ・コーディ)の脚本が優秀で、そのために作った映画のような気がしました。
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最初はフォークソングが流れてアニメチックな映像によくあるお洒落な青春モノかと思いましたが、16歳の妊娠という重大な事象を従来とは全く違った切り口でテンポよく、風変わりな女の子の会話を中心に進む構成にグイグイ引き込まれていきました。

もちろんEllen Page(エレン・ペイジ)の微妙な表情も抜群でしたが、両親や友人、孕ませた彼氏との会話は最近のハリウッド作品には無く新鮮でシニカルかつ現実的でした。 若くして妊娠した悩みや出産の苦労、お腹を痛めた子を他人に渡す時の感情などありがちな風景を一切省いた斬新な脚本は、主人公が両親にその事実を打ち明けるシーンに象徴されていたと思います。

いい感じで終わるラストシーンも良かった秀作の評価は☆☆☆★★。
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by yesquire | 2008-05-17 21:29 | movie / tv