赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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タグ:ジョージ・クルーニー ( 6 ) タグの人気記事

The American / アメリカン

デペッシュ・モードのアートディレクターとしてジャケットからライブビデオまで広く手が来ていたAnton Corbijin(アントン・コービン)の監督作品がThe American(アメリカン)
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内容はタイトルの通り薄味のコーヒー飲まされているようで、フィルムノアールっぽい映像も主演・製作のGeroge Clooney(ジョージ・クルーニー)が残忍な殺し屋という設定でハリウッド風味を冒頭から漂わせ失敗に終わります。 風光明媚なイタリアの田舎町が舞台なのは主演俳優がバカンスに行きたかっただけなのかと思わせる必要性を感じない場所で、ロマンスもありきたり、結末は嫁さんもあきれるほど途中から分かってしまいます。 

10年前なら大胆な構図と色使いで気鋭のミュージシャンの芸術面を支えた写真家の才能にも最近は陰りが見えており、長編映画に耐えられるアイデアも無かったようです。 
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by yesquire | 2011-02-11 17:25 | movie / tv
3Dの時代にストップモーションでロアルド・ダールの原作をWes Anderson(ウェス・アンダーソン)がほぼ自己満足で映画化したのがFantastic Mr. Fox(ファンタスティック・ミスター・フォックス)
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家畜狙いの泥棒だったキツネが妻の妊娠で改心し普通の生活をするも、新居へ引越すと同時に人間が経営する農場へ盗みに入り大ごとになる物語。 ヒロイックなパパ狐はピッタリなGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)、囁くように話すママ狐にMeryl Streep(メリル・ストリープ)という豪華声優が画面にその苦労がにじみ出る繊細かつ特徴のある実写アニメの舞台を盛り上げます。

「パパ、狐さん見たい」と言う娘にはちょっと過激なシーンや台詞もあり子供向けの映画とは言えませんが、日本ではこの手の映画が末永く語られる傾向にあるので劇場でもDVDでも適度に話題になるでしょう。 Noah Baumbach(ノア・バウムバック)と監督が書いた脚本よりも撮影監督やアニメーション作製スタッフと軽快な音楽の貢献度が高い映画の評価は☆☆☆★★。 Wes Andersonとしては異質だけど、元々異端児なのでそれも納得な作品でした。
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by yesquire | 2010-04-07 21:58 | movie / tv
若きオビ・ワンだったEwan McGregor(ユワン・マクレガー)扮するジャーナリストが「ジェダイ戦士って何?」と言った瞬間に白けてしまった超能力者を集めた軍隊の話がThe Men Who Stare At Goats(ヤギと男と男と壁と)
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たまに力の抜けた役も演じるGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)が陸軍の秘密組織に属するサイキックの軍人。 エリートからスピリチャル系に目覚めたヒッピーの上司はどこかで見た感じのJeff Bridges(ジェフ・ブリッジス)で、念力で敵を殺すことを念頭にMIAを探したり不思議な能力を戦場に持ち込もうと部隊を編成しますが当然失敗します。 やること無くなって従軍記者になった主人公が偶然イラクで怪しげな超能力者に出会い、砂漠を二人で彷徨いながら幻のアーミーの話を聞き出す物語はLSD使って解決するラストも頂けません。

意地悪で能力の代わりに政治力を使うKevin Spacey(ケビン・スペーシー)のキレた演技が光った他は平均的な有名俳優の演技の他、ノンフィクションの原作を上手く映像化できなかった平凡な監督の技量が目立った作品の評価は☆☆★★★。 コーエン兄弟っぽいイメージとマーケティングが薄っぺらい印象が残りました。
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by yesquire | 2010-04-05 22:17 | movie / tv
高級スーツ、高級ラゲッジ、ダブルショットラテにブラックベリー持ったアメリカの空港のエグゼクティブラウンジにいそうな男を演じたらGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)の右に出る者はいないことが嫌というほど分かる映画がUp in the Air(マイレージ、マイライフ)
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景気後退と失業者、期待は裏切られるという現代アメリカを象徴している面もあり、これまたやり手のビジネスウーマンが似合うVera Farmiga(ベラ・ファーミガ)との大人の洒落たロマンスでもあり、アメリカを飛び回るビジネスマンの孤独な姿を描いた映画でもある本作は脚本も充実した名作でした。 ただし終盤のレイオフ後の社員達のインタビューが無ければ賞にも手が届いたでしょうか。 Jason Reitmn(ジェイソン・ライトマン)監督の若さが出たシーンでもあったかと思います。

キャリーバッグにテキパキと荷物をまとめ、短いけど完璧なレファレンスレターを送り、空港の税関も早い列を見つけて並ぶなどビジネスでも使えそうな場面も多く、Anna Kendrick(アナ・ケンドリック)演じるいそうなMBA新人君には笑えましたが、ラウンジでの女性との洗練されたロマンチックな会話もあって一般的なカテゴリーに収まらないけど上手くまとまった作品の評価は(こうゆうアメリカの映画大好きなので)☆☆☆☆☆。 くだらない日本語の題名はインパクトも知性もなく作品の質を落とすだけでした。
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by yesquire | 2010-03-30 22:10 | movie / tv
CIAとフィットネスを舞台に、壮年の主人公達がコミカルな事件に巻き込まれるのがBurn After Reading(バーン・アフター・リーディング)。 前作がかなりシリアスだったのでコーエン兄弟が得意の犯罪コメディを有名俳優で固めて作った作品。
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ファンキーなジムのトレーナー役Brad Pitt(ブラッド・ピット)は若返ったキレのある演技、Francis McDormand(フランシス・マクダーマンド)は美容整形とネット交際にはまる中年の偏屈な女性を、Tilda Swinton(ティルダ・スウィントン)はスノッブで嫌味な医者役をそれぞれ納得の演技で表現してました。 

ジムのトレーナーは見つけたCIAの機密ファイルでエージェントを脅迫、奥様はGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)が演じる政府高官と浮気、ストーリーはそれぞれの隠された生活が明るみに出たところで接点がいっきに湧き上がって無残な結末を迎えます。 残念だったのは共演者達がそれぞれ他の映画で目立った役をしており、どこかで見たキャストで作った感じがだったことと、脇役にも名俳優を使っていたのでの過去の作品のような無名だけど存在感ある役が少なかったこと。 個人的には浮気症でスケベなダメ男のジョージ・クルーニーが一番光っていたと思います。 評価は☆☆☆★★。 
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by yesquire | 2009-02-17 21:37 | movie / tv
弁護士事務所の影の仕事専門のリアリストでクールな弁護士をGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)が見事に演じた映画がMichael Clayton(フィクサー)
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最近俳優として目立ってきたSydney Pollack(シドニー・ポラック)がロー・ファームのトップとして存在感を示し、そのパートナーで裁判前の所見中にストリップになり、弁護士事務所の最大の顧客に不利な証拠を持つ男をTom Wilkinson(トム・ウィルキンソン)が迫真の演技で観る側を虜にします。 その事実に慄いたアグリビジネス大手の社内弁護士をTilda Swinton(ティルダ・スウィントン)が緊張感ある表情と動きで演じます。 

様々な事件を処理していくマイケル・クレイトンはGQの表紙のようにスタイリッシュですが、バーの経営に失敗した闇ポーカーにはまる行き場のない男であり、離婚して自分の家族を大事にするよきパパでもあります。 このすべての面をジョージ・クルーニーは抜群の表情と存在感で演じ観客をグイグイ引き込んで行きます。 特にラストは全編を通じたTony Gilroy(トニー・ギルロイ)監督による憎いまでの演出で最近の映画では傑作といえる終わり方をします。

評価は☆☆☆☆★。企業裁判、内通者といったお堅くなりがちな題材にも関わらず、飽きさせない脚本と音楽も素晴らしい作品でした。
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by yesquire | 2008-03-08 12:14 | movie / tv