赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


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Jeremy Renner(ジェレミー・レナー)演じるワイルドな爆弾処理班の兵士が煙草をくわえたジャズプレイヤーにも見えた戦争物がThe Hurt Locker(ハート・ロッカー)。 ハリウッド初のまともなイラク戦争を題材にしたフィクション・ドキュメンタリーは女性監督が作ったとは思えない五感を緊張させるアクションシーン満載で、ショックとサスペンス、爆発とリアルな戦闘シーンが続き、戦争映画ですがその是非を大げさに問うわけでもなく瞬間を生きる兵士に近づいた映像と脚本で観客を戦地に縛りつけます。
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フォーカスされるのはたった3人の処理班メンバー。 Anthony Mackie(アンソニー・マッキー)が演じる規律とプロシージャーを守る注意深い軍曹と戦地で戸惑う神経質な部下のチームに、主人公の型破りな爆弾処理のプロが加わってスピードと緊張感を増加させます。 処理の専門家というよりアーチストの域で危険を顧みず無謀な作業をこなすカーボーイは軋轢を生みますが、荒れ果てた戦地で次から次へと設置されるトラップを解除する軍にとっては頼もしい存在ともなります。 周囲の兵士が一歩も進めずイラク住民も遠くから見守る静粛な空間で一人やっかいな物体と向き合い、絵でも描くかのように芸術的かつ感覚的に処理を進めるシーンは視力と聴力を総動員させられ集中せざるを得ません。 

監督のKathryn Bigelow(キャサリン・ビゴロー)は死が日常の戦地で失敗すればその死が確実な仕事を通してゲームやアートを超越したリアリティーを映像化、政治的な位置付けで議論するメディアの論評も空しくしか聞こえさせません。 昨年公開された中で一番スリリングなアクション映画の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2010-02-20 22:38 | movie / tv