赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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タグ:サスペンス ( 26 ) タグの人気記事

我が道行くAlan Ball(アラン・ボール)のTrue Blood(トゥルー・ブラッド)第2シーズンは期待を裏切らないストーリー、構成と脚本で不気味なヴァンパイアの世界にグイグイ引き込んで行きます。
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もちろん主人公スーキー・スタックハウスの南部のアクセントといつの間にか正統派のヒーローになってきた弟ジェイソンのセリフはテンポよく吸血鬼の尖った歯のように突き刺ささるし、牝牛や鹿に姿を変える人間など風変わりな登場人物が巧妙に絡み合って飽きさせません。

街の混乱を解決、ビルがスーキーにプロポーズして上手く行ったと思ったラストももちろん感動などさせてもらえず、次のシーズンが待ち遠しいHBOの秀作はプロデューサーのやる気が薄れなければ長続きするんでしょう。 ジェシカ役でデビューしたDeborah Ann Wall(デボラ・アン・ウォール)の今後にも期待度大。
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by yesquire | 2011-02-22 22:41 | movie / tv

The American / アメリカン

デペッシュ・モードのアートディレクターとしてジャケットからライブビデオまで広く手が来ていたAnton Corbijin(アントン・コービン)の監督作品がThe American(アメリカン)
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内容はタイトルの通り薄味のコーヒー飲まされているようで、フィルムノアールっぽい映像も主演・製作のGeroge Clooney(ジョージ・クルーニー)が残忍な殺し屋という設定でハリウッド風味を冒頭から漂わせ失敗に終わります。 風光明媚なイタリアの田舎町が舞台なのは主演俳優がバカンスに行きたかっただけなのかと思わせる必要性を感じない場所で、ロマンスもありきたり、結末は嫁さんもあきれるほど途中から分かってしまいます。 

10年前なら大胆な構図と色使いで気鋭のミュージシャンの芸術面を支えた写真家の才能にも最近は陰りが見えており、長編映画に耐えられるアイデアも無かったようです。 
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by yesquire | 2011-02-11 17:25 | movie / tv
キネクシスを駆使する西海岸の捜査官キャサリン・ダンス物の2作目がジェフリー・ディーヴァーの『ロードサイド・クロス』。 ネットのイジメが原因でティーンエイジャーが誘拐され風光明媚なモンテレーの道沿いにアメリカでたまに見かける墓標が犯罪予告として置かれていることが分かりストーリーが展開し始めます。
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ブログの記事に対する作家の批評に加えてネット時代の報道と犯罪が描かれていますが、前半はサスペンスというより時代遅れの読者に現代のインターネット事情を解説するような構成になっており退屈します。 巨匠得意のツイストも最後まで起らず、ページ数から逮捕された犯人の他に真犯人の存在が分かるので面白味に欠けるのも事実。 ただし終盤まで一気に読ませる完成度の高さはさすがで、今回はロマンスもあったりで緊張感より充実感を感じるシリーズでした。
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by yesquire | 2011-01-06 22:41 | book
親子の絆モノ第二弾はプライベートで評価がた落ちMel Gibson(メル・ギブソン)主演の巨悪成敗サスペンスのEdge of Darkness(エッジ・オブ・ダークネス)
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家族を殺された刑事の復讐という設定はリーサル・シリーズ物と被りますが、かなり年季の入った演技と娘に対する切実な想いの描写が印象的だった作品は、政府関係者と結びついた兵器メーカーの危険な実験に巻き込まれた娘が目の前で惨殺され静かに怒りを爆発させる優秀な刑事が主人公。 調査を開始すれば当然関係者が消され自分を狙う殺し屋も登場、裏切り、アクション、巧妙な罠などサスペンス-コップ-アクション必須の展開が続き、渋い脇役も加えて最後まで目が離せません。

部屋で髭をそる時にふざけて父親の真似をする娘を回顧するシーンが意外にも長く感じられ、自分に投影して観てしまいました。
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by yesquire | 2010-08-16 22:38 | movie / tv
Jeremy Renner(ジェレミー・レナー)演じるワイルドな爆弾処理班の兵士が煙草をくわえたジャズプレイヤーにも見えた戦争物がThe Hurt Locker(ハート・ロッカー)。 ハリウッド初のまともなイラク戦争を題材にしたフィクション・ドキュメンタリーは女性監督が作ったとは思えない五感を緊張させるアクションシーン満載で、ショックとサスペンス、爆発とリアルな戦闘シーンが続き、戦争映画ですがその是非を大げさに問うわけでもなく瞬間を生きる兵士に近づいた映像と脚本で観客を戦地に縛りつけます。
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フォーカスされるのはたった3人の処理班メンバー。 Anthony Mackie(アンソニー・マッキー)が演じる規律とプロシージャーを守る注意深い軍曹と戦地で戸惑う神経質な部下のチームに、主人公の型破りな爆弾処理のプロが加わってスピードと緊張感を増加させます。 処理の専門家というよりアーチストの域で危険を顧みず無謀な作業をこなすカーボーイは軋轢を生みますが、荒れ果てた戦地で次から次へと設置されるトラップを解除する軍にとっては頼もしい存在ともなります。 周囲の兵士が一歩も進めずイラク住民も遠くから見守る静粛な空間で一人やっかいな物体と向き合い、絵でも描くかのように芸術的かつ感覚的に処理を進めるシーンは視力と聴力を総動員させられ集中せざるを得ません。 

監督のKathryn Bigelow(キャサリン・ビゴロー)は死が日常の戦地で失敗すればその死が確実な仕事を通してゲームやアートを超越したリアリティーを映像化、政治的な位置付けで議論するメディアの論評も空しくしか聞こえさせません。 昨年公開された中で一番スリリングなアクション映画の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2010-02-20 22:38 | movie / tv

FRINGE Season one / フリンジ

スタイリッシュでより現実的なXファイルがTVシリーズのFringe(フリンジ)。 超常現象を捜査する特別捜査官という立場は同じですが、主人公のオリビアに超能力はなく、怪奇な事件を解決するために収監中の天才科学者とその息子と組むとゆう設定。
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いきなりオリビアの恋人である同僚の捜査官が死亡(後から亡霊のように出現)、彼がある組織に属していたこと、ボストンを中心としたアメリカで起こる普通じゃない事件に大きなケミカル・コングロマリットが関与していることに加え、天才博士による危険な事件解決に科学的なアプローチをとりいれるなど、J.J. Abrams(J.J.エイブラムス)も本作では無謀にならない現実味をストーリーに加えています。

夫婦そろって専門用語にはついて行けずちょっと苦労しながら観ていましたが、謎の多いストーリーにツイストもアクションも笑いもありの新時代のXファイルに興奮気味で観ておりました。 もちろんシーズン2も観ることになると思います。
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by yesquire | 2010-01-27 21:33 | movie / tv

Lost Season 5

いよいよ最終章近くなり物語が複雑かつドラマティックになったきた5年目のLost Season5は無人島アドベンチャーから過去と未来に行ったりきたりのタイムマシーン物に変化し、懐かしい登場人物が普通に登場したりでかえって新鮮味を増してます。
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ただし嫁さんも複雑すぎて「難しい」と言う通り、誰がどの時代にいて何してるのか展開も早く掴めきれません。 TVガイドやネットを見ながら毎週見ている米視聴者はともかく、恒例となった年末の夜更かしDVD一騎観をする我々にはちょっと難儀だった気がします。

他のお仕事に忙しいジャックの存在感は薄く、ジョン・ロークやベン、リチャードといった怪しげな人物が深堀され、更にジェイコブや黒いモンスターの正体が明らかになるなど解明されなかった謎が白日に晒される展開は個人的にはシリーズの醍醐味が復活したようで楽しめました。
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by yesquire | 2010-01-25 21:55 | movie / tv
今回は比較的シンプルな構成でおおがかりなツイストもなく終わったリンカーン・ライム物最新作が『ソウル・コレクター』。 妊娠中に早々と読んでしまった嫁さんは専門分野の話が多すぎるとの感想でしたが、詳細な他人の情報を最大限に利用して殺人犯に仕立て上げる知能犯が本作の敵。
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データ分析専門の会社が保有する個人情報はフィクションとは言え恐ろしい範囲に及び、ページが進むと自分の周囲が気になります。 ライムの従兄弟との過去、アメリアとの関係、それからデータ収集と管理に関する専門用語などわりとしっかりした本筋に絡むサイドストーリーが目立つのが今回の作品。 気が付けば大いにありうる個人情報の悪用が身近すぎて緊張感を沸騰させ、登場人物達の個性も目立たなくなっていたシリーズの最新作は科学捜査がポピュラーになりすぎて今後に不安を残す印象を残しました。 
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by yesquire | 2010-01-09 23:46 | book
もう読めないかと思っていた名作『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』の作家マイケル・シェイボンの最新作はハードボイルドな刑事物で日本では文庫版推理小説のカテゴリーとなってしまった『ユダヤ警官同盟』
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アラスカの局地にあるユダヤ人居住地で起きた殺人事件を追うユダヤっぽくない刑事が主人公。合衆国に編入されてしまう特別区、アラブ諸国によって崩壊したイスラエル、独立した満州、暗殺されないケネディ大統領、厳格かつ閉鎖的な辺境のユダヤ教社会など設定はかなり荒っぽく特徴がありますが、殺人事件があらぬ方向へ展開し主人公も追い込まれる推理小説としても読みごたえのある作品。

コーエン兄弟が映画化するそうなので想像しやすい面もありますが、ダークで個性豊かな人物が多数登場するので作家は読者を飽きさないフィクション。 救世主や宗教家の世界に加え主人公の負け犬刑事とインディアンの血を継ぐ大柄な相棒、上司として戻ってきた元妻など変なキャラクターにも事欠きません。 全編を通してチェスがキーとなる優良な推理小説の映画版も楽しみです。
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by yesquire | 2009-12-25 16:30 | book
Max Painだったビデオゲームの映画化Max Payne(マックス・ペイン)。 ダークな映像とハードボイルドな作りはSin Cityの足元にも及ばず、せっかくMark Wahlberg(マーク・ウォルバーグ)使っているのに中途半端なアクションシーンはWanted(ウォンテッド)の半分くらしか時間を使わず、音楽はバッドマン最新作のコピー。 しかもブリッジス兄弟の兄Beau Bridges(ボー・ブリッジス)が悪役でIron Man(アイアンマン)と同じ結末が最初から予想できます。
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新境地開拓したChris O’Donnell(クリス・オドネル)を久し振りにスクリーンで見た事くらいしか収穫はなし。 嫁さんの「この映画アメリカでどうだったの?」の質問にも納得。 ゲームは知らないのでひょとしてファンには受ける作品なんでしょうか。 評価は☆★★★★。
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by yesquire | 2009-02-07 18:17 | movie / tv