赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

タグ:コメディ ( 52 ) タグの人気記事

著名俳優を使わなかったコーエン兄弟の回想録的ダークコメディーがA Serious Man(シリアスマン)
f0096206_2221685.jpg
時代は1967年、場所は兄弟の地元ミネソタで主人公の大学教授に次々と不幸や問題が襲いかかり、ファミリーマンの教授は3人のラビに相談しその答えを得るという結末。 まず嫁さんが親友の元に走り、その彼氏が事故死。 引きこもりの弟が警察にしょっ引かれ、ユダヤ教の成人式間近の息子は何してるか不明、大学でもキャリアに問題発生し、買ったことのないレコードの請求やご近所との境界線争いなどこれでもかと問題が山積みし絡まる様子はコーエンズ得意の作風です。 

冒頭にポーランドでの昔話をイデッシュ?で長々とやるようにジューイッシュ色の濃い映画なので、アメリカの評論家には受けて東洋の映画ファンには難しい部分が多く、細部を気にかえた映像にものめり込めない時間が多かったです。
[PR]
by yesquire | 2010-04-20 22:26 | movie / tv
3Dの時代にストップモーションでロアルド・ダールの原作をWes Anderson(ウェス・アンダーソン)がほぼ自己満足で映画化したのがFantastic Mr. Fox(ファンタスティック・ミスター・フォックス)
f0096206_21342994.jpg
家畜狙いの泥棒だったキツネが妻の妊娠で改心し普通の生活をするも、新居へ引越すと同時に人間が経営する農場へ盗みに入り大ごとになる物語。 ヒロイックなパパ狐はピッタリなGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)、囁くように話すママ狐にMeryl Streep(メリル・ストリープ)という豪華声優が画面にその苦労がにじみ出る繊細かつ特徴のある実写アニメの舞台を盛り上げます。

「パパ、狐さん見たい」と言う娘にはちょっと過激なシーンや台詞もあり子供向けの映画とは言えませんが、日本ではこの手の映画が末永く語られる傾向にあるので劇場でもDVDでも適度に話題になるでしょう。 Noah Baumbach(ノア・バウムバック)と監督が書いた脚本よりも撮影監督やアニメーション作製スタッフと軽快な音楽の貢献度が高い映画の評価は☆☆☆★★。 Wes Andersonとしては異質だけど、元々異端児なのでそれも納得な作品でした。
[PR]
by yesquire | 2010-04-07 21:58 | movie / tv

Zombieland / ゾンビランド

高かった期待に応えてくれたクレージーなコメディがZombieland(ゾンビランド)。 ゾンビの国アメリカで生き残ったJesse Eisenberg(ジェシー・アイゼンバーグ)演じるオタクが道すがら3人の人間と会って恐怖の国でサバイブする物語は、リアルなメイクのゾンビを片っぱしからなぎ倒す爽快感とその方法が愉快な娯楽作品。
f0096206_23493761.jpg
警戒感が強いことで生き延びた主人公と最初に会うのはゾンビ退治に燃えるWoody Harrelson(ウディ・ハレルソン)。 軽快にゾンビをやっつけるタフガイですがどこか頼りなく、美人姉妹に騙され車ごと奪われる始末。 ゾンビフリーと噂されるカルフォルニアの遊園地目指す姉妹はサギ師で、巧妙に男を手玉にとりますが、協力して最終目的地へドライブすることに。 せっかく来たのだからとゴーストタウンと化したビバリーヒルズの豪邸に避難する4人が選んだのはBill Murleyの家。 ゾンビ同士は襲わないのでゾンビのメイキャップをして隠れていた映画俳優が登場、センチメンタルなシーンもあり束の間の休息となりますが、結局逃げ出した姉妹を追って行った遊園地でド派手なゾンビ退治となります。
 
Cardio、Double Tap、Beware of Bathroom、Seatbeltsなどが身を守る条件だそうす。 えげつない殺戮シーンや痛い戦闘シーンもあるスケアリー・コメディの評価は☆☆☆☆★。 単純に楽しめてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
[PR]
by yesquire | 2010-03-07 00:30 | movie / tv
現在ハリウッドで最も成功しているコメディ映画プロデューサーJudd Apatow(ジャド・アパトー)の最新作は脚本も映像も完成度を増し、私生活もハッピーと想像できる監督が撮りたかったであろう作品となったFunny People(ファニー・ピープル)
f0096206_20363379.jpg
スタンダップコメディの場面でギャグを惜しげもなく披露する一方病気になった有名コメディアンの葛藤を描き、ザ・コメディ的なお笑いと一線を画す映画は、Adam Sandler(アダム・サンドラー)演じるスターコメディアンが不治の病と診断される事からスタート。 売れない脚本家役のSeth Rogen(セス・ローガン)は偶然彼と出会って付き人兼脚本書きとなり、自らのセンスを磨きながらセレブの世界に迷いこみます。

弟子と師匠の関係、Jonah Hill(ジョナ・ヒル)やJason Schwartzman(ジェイソン・シュワルツマン)といったお馴染みの役者演じる若手コメディアンの日常と人気芸人の過去の女性などが絡んで真面目なコメディ映画は進展。 Leslie Mann(レスリー・マン)演じる軽快な昔の女に会う場面まではいいのですが、その後は話が長すぎファニーじゃなくなります。 登場人物は増え、病気は治るしで量の多すぎるフルコースを食べた後に山盛りのデザートな終盤。

本人のままのアダム・サンドラーと存在感薄いがやってしまった感が上手いピュアなセス・ローガンの2人は見ごたえがあり、比較的下ネタ抑制した映画の評価は☆☆☆★★。 
 
[PR]
by yesquire | 2010-01-04 21:18 | movie / tv

Bruno / ブルーノ

カザフがオーストリアへ、ニュースキャスターがファッション関係へ変わり、より過激になったSacha Baron Cohen(サーシャ・バロン・コーエン)製作のワイルドなコメディがBruno(ブルーノ)
f0096206_23282273.jpg
カルチャル・アナーキーな主人公はまたまた食事中には絶対見れないシーンを連発、割とナイーブな標的に最大のインパクトを与える「どっきり」は前作と変わりません。 今回はゲイのネタで行き過ぎた笑いが多く続編は面白くないという定説を証明するばかりか、限界も示しているよな気がしました。 

そりゃ空港のバゲージクレイムで段ボールから黒人の赤ちゃんが出てきて、TVのショーでオーストリア人がなまった英語でその子をOJと名づけたと聞けばたまげます。 しかしジョークで笑わせるというより知らないショックを観客に与えて満足して終っている映画とも言えるし、出来れば次は他のコンセプトでその才能を活かして欲しい異端児の作品でした。
[PR]
by yesquire | 2010-01-01 23:33 | movie / tv
露出度の高い主演のSeth Rogen(セス・ローガン)に非難が集中したが、脚本・監督のJody Hill(ジョディ・ヒル)に責任の全てがある駄作コメディがObserve And Report(オブザーブ・アンド・レポート)
f0096206_1435277.jpg
主人公のモールコップが露出狂と強盗とコスメ売り場の美女に翻弄されるストーリーは陳腐でよくある展開。 変な同僚、心優しいコーヒーショップの店員と子離れしないママなど売れないコメディ映画に登場するキャラクター勢ぞろい、いつものセス・ローガンっぽいイカレたギャグもラインも無いので笑えません。 唯一モールのインド系店員との罵り合い(と言ってもファックューばかり)5分くらいが救いの時間でした。

Ray Liotta(レイ・リオッタ)とMichael Pena(マイケル・ペーニャ)が共演しても全く冴えない、久し振りにほとんど良いところが無い失敗作でした。
[PR]
by yesquire | 2009-10-31 14:01 | movie / tv
ルームメイトの2人Seth Rogen(セス・ローガン)とElizabeth Banks(エリザベス・バンクス)が金に困って安いポルノ映画を製作するKevin Smith(ケビン・スミス)監督のコメディがZack and Miri maka a porno(ザック・アンド・ミリ・メイク・ア・ポルノ)
f0096206_21165347.jpg
同窓会でアダルトビデオを売って儲けた話を聞いた二人がハンディで映画を撮影、スペースがなくなり勤務先のコーヒーショップで2人のセックスシーンを撮ることに。 ただのルームメイトだったはずが結ばれたことで火がつき、お互いを意識し最後は(それまではケビン・スミス節絶好調のシナリオだったのに)"I Love You"で締めくくられる映画。 

ラストシーンで流れた挿入歌"I Love You"は懐かしく思わず口ずさんでしまいましたが、良かったのはほぼそこだけ。 自らも認めるとおり監督はパーティでジョークを話しまくる大男なので脚本はさすがに秀でていましたが、先が読める展開とヒネリのない構成に途中で飽きしまいました。

評価は☆★★★★。 F-word以外のキワドイ単語もイマイチついていけませんでした。
[PR]
by yesquire | 2009-06-11 21:29 | movie / tv
主役にRicky Gervais(リッキー・ジャヴェイス)を使ったのが素晴らしいゴースト物ロマンス・コメディがGhost Town(ゴーストタウン)。 幽霊と突然コンタクトをとれるようになった嫌味でケチな歯医者と残した妻が気になる幽霊Greg Kinner(グレッグ・キナー)の物語。
f0096206_2295166.jpg
大勢のゴーストがメッセージを託しに一人暮らしの主人公の部屋に集合、助けた男の幽霊の願いは寡婦につきまとう怪しい弁護士と別れさせること。 ほのぼのコメディなので結末も見えているし、恐竜を扱う考古学者と歯医者の接点、ロマンスにつきものの大きな飼い犬などおきまりの要素てんこ盛りの映画です。 とにかく主役だけが新鮮かつ衝撃でもあるコメディの評価は☆☆★★★。
[PR]
by yesquire | 2009-05-21 22:25 | movie / tv
Weinstein(ウエインステイン)兄弟の会社で2本目のWoody Allen(ウディ・アレン)作品は久しぶりのロマンス-コメディ。 Vicky Cristina Barcelona(それでも恋するバルセロナ)では珍しいことにウディ・アレン調の「どもり」を一度も聞くことがありません。
f0096206_21304780.jpg
ストーリーは二人のアメリカ女性が休暇中のバルセロナでボヘミアンと恋に落ち、暴力的なその前夫人が絡んで3人の関係が微妙に崩れてゆくというもの。 堅者のフィアンセを残してきた真面目なVickyをRebecca Hall(レベッカ・ホール)が好演、奔放で意外な芸術性を持つCrsitinaはウディお気に入りのScarlett Johanson(スカーレット・ヨハンソン)でした。 この2人を上回るのが最初のシーンから賞モノの演技で登場したPenelope Cruz(ペネロペ・クルズ)の存在感。 魅力的な反面「カサノバ」Javier Bardem(ハビエル・バルデム)の人生を侵食してきた壊れやすい悪女をスキなく演じていました。 

スパニッシュギターとワインに魅了されたVickyが芸術家との1日の関係を忘れられずバルセロナでフィアンセと過ごす間、友人のCristinaはアーチストと同棲を始めて前妻に芸術的インスピレーションを受けて恋心を持つ始末。 一人が離れ、二人が再開し、事件が起きる展開は古典的で、ウディ・アレンらしいウィットと脚本、ガウディの建築と町の雰囲気も絡んで小ぶりですが優秀な作品に仕上がっておりました。

評価は☆☆☆☆★。 いつも通り脇役もしっかりして落ち着いて観れました。
[PR]
by yesquire | 2009-03-30 22:19 | movie / tv
CIAとフィットネスを舞台に、壮年の主人公達がコミカルな事件に巻き込まれるのがBurn After Reading(バーン・アフター・リーディング)。 前作がかなりシリアスだったのでコーエン兄弟が得意の犯罪コメディを有名俳優で固めて作った作品。
f0096206_21174793.jpg
ファンキーなジムのトレーナー役Brad Pitt(ブラッド・ピット)は若返ったキレのある演技、Francis McDormand(フランシス・マクダーマンド)は美容整形とネット交際にはまる中年の偏屈な女性を、Tilda Swinton(ティルダ・スウィントン)はスノッブで嫌味な医者役をそれぞれ納得の演技で表現してました。 

ジムのトレーナーは見つけたCIAの機密ファイルでエージェントを脅迫、奥様はGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)が演じる政府高官と浮気、ストーリーはそれぞれの隠された生活が明るみに出たところで接点がいっきに湧き上がって無残な結末を迎えます。 残念だったのは共演者達がそれぞれ他の映画で目立った役をしており、どこかで見たキャストで作った感じがだったことと、脇役にも名俳優を使っていたのでの過去の作品のような無名だけど存在感ある役が少なかったこと。 個人的には浮気症でスケベなダメ男のジョージ・クルーニーが一番光っていたと思います。 評価は☆☆☆★★。 
[PR]
by yesquire | 2009-02-17 21:37 | movie / tv