赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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「このバンド私も好きよ」で始まる恋は悪い結末を、しかもそれがThe Smithだなんて最悪と思わずにいられなかったスタリッシュな恋愛映画が(500)Days of Summer((500日)のサマー)。 シャープな音楽のセンス、恋人たちの目線で描かれたL.A.の街、予算以上の仕事をした俳優と今風な脚本が輝いたラブストーリーは、惚れてしまった主人公の出会いから別れまでが行ったり来たりする構成。
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Zooey Deschanel(ズーイー・デシャネル)は今まで出演していた映画の中でも一番輝いて魅力的で不思議なヒロインを、Joseph Gordon-Levitt(ジョセフ・ゴードン=レビット)はナイーブな男が絶頂から落とされて再起するまでを分かりやすく演じていました。 別れに至る過程の危険なサインや、再会した時の会話と微妙な雰囲気などの場面は、様々なアニメーションを使用したのと同様本作を今までにないフレッシュだけどアグレッシブな恋愛作品に仕上げています。

You Make My Dreamsを使ったミュージカルのシーンと結婚した元彼女と会う場面が妙に記憶に残っている爽やかな秀作でした。
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by yesquire | 2010-01-31 22:14 | movie / tv

FRINGE Season one / フリンジ

スタイリッシュでより現実的なXファイルがTVシリーズのFringe(フリンジ)。 超常現象を捜査する特別捜査官という立場は同じですが、主人公のオリビアに超能力はなく、怪奇な事件を解決するために収監中の天才科学者とその息子と組むとゆう設定。
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いきなりオリビアの恋人である同僚の捜査官が死亡(後から亡霊のように出現)、彼がある組織に属していたこと、ボストンを中心としたアメリカで起こる普通じゃない事件に大きなケミカル・コングロマリットが関与していることに加え、天才博士による危険な事件解決に科学的なアプローチをとりいれるなど、J.J. Abrams(J.J.エイブラムス)も本作では無謀にならない現実味をストーリーに加えています。

夫婦そろって専門用語にはついて行けずちょっと苦労しながら観ていましたが、謎の多いストーリーにツイストもアクションも笑いもありの新時代のXファイルに興奮気味で観ておりました。 もちろんシーズン2も観ることになると思います。
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by yesquire | 2010-01-27 21:33 | movie / tv

Lost Season 5

いよいよ最終章近くなり物語が複雑かつドラマティックになったきた5年目のLost Season5は無人島アドベンチャーから過去と未来に行ったりきたりのタイムマシーン物に変化し、懐かしい登場人物が普通に登場したりでかえって新鮮味を増してます。
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ただし嫁さんも複雑すぎて「難しい」と言う通り、誰がどの時代にいて何してるのか展開も早く掴めきれません。 TVガイドやネットを見ながら毎週見ている米視聴者はともかく、恒例となった年末の夜更かしDVD一騎観をする我々にはちょっと難儀だった気がします。

他のお仕事に忙しいジャックの存在感は薄く、ジョン・ロークやベン、リチャードといった怪しげな人物が深堀され、更にジェイコブや黒いモンスターの正体が明らかになるなど解明されなかった謎が白日に晒される展開は個人的にはシリーズの醍醐味が復活したようで楽しめました。
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by yesquire | 2010-01-25 21:55 | movie / tv

西洋美術館 上野

天気の良かった週末赤ちゃんとママを置いて娘とパパは上野へ。 とはいっても寒いのでまず久しぶりに科学博物館に向かいます。 相変わらず子供の多い博物館で以前より知識をつけたジュニは興奮気味に走り回る始末。
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恐竜の骨格はちょっと怖かったみたいだけど、他の生き物には興味深々で、特にビデオや動くものには目がありません。 パパの小さい頃とは展示方法も工夫されて時代を感じる理科の館を後にすると、目ざとい娘は動物園の入り口を見つけて父親をそれとなく誘導します。 年間パスポートを使って入ると「カバさん見たい」と発言するジュニ。 科学博物館に剥製のなかった動物を指名するところはさすがです。
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その前にいつものスポットで記念撮影しますが、ごく自然にカメラに収まるわが子に思わず微笑。 ポケットに入ったカンガルーの赤ちゃんとカバとフラミンゴを見た後は、身のしまる不忍池の畔でランチ。 親子で肉まんを分け、鳩を追いかけて動物園を後にし、入場無料だった西洋美術館へ。 ジュニ初めての伝統の美術館では、「考える人」を2人で真似しながら鑑賞してからパパの好きな「大きな池」と「波」の絵を見に行きます。
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分かりやすい絵画の多いギャラリーなので娘も興味もって様々な近代のアートを愉しんでいたようで、帰ってきて「ジュニ、考える人」と言うと小さな手をほっぺにうめて「どうしようかなー」とポーズをとってくれます。
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by yesquire | 2010-01-20 21:36 | 下町
NYのプレスクール狂想曲。 Nursery University(ナーサリー・ユニバーシティー)は日本と違いテロ以降出生率が増加した眠らない都市の実情を、金持ちだけでなく人種、地域や年収の違う幼児を持つ家族にスポットを当てて明らかにするドキュメンタリーです。
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プレスクール(Preparing for School)はアイビーリーグに子供を入れるためのステップで、子供の数が増えた結果マンハッタンでは合格率が厳しくなり、教師を含めてマスコミも両親もCrazyと分かってはいるが愛する子供のために何でもする状態。 ウォール街では子供を有名スクールに入れるために不正取引に染まる父親が出てくる始末。

懸命な夫婦の生の会話、選ぶ側の教師達の声やアメリカでは当たり前なのかプレスクールに入学させるためのコンサルタントのインタビューまであるノンフィクションは、幼児を持つ親には緊迫感と切迫感がモロに伝わってきます。 肝心の子供達は言葉もままならない年齢なので脇に置かれていますが、申込日に会社から電話しまくる親や説明会で熱心に話を聞く姿は身につまされる想いです。 国境は関係ないんだなととにかく身近に感じた作品でした。

合格の秘訣を聞かれた先生が"Be yourself"と言っていたのには納得。
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by yesquire | 2010-01-15 22:16 | movie / tv
今回は比較的シンプルな構成でおおがかりなツイストもなく終わったリンカーン・ライム物最新作が『ソウル・コレクター』。 妊娠中に早々と読んでしまった嫁さんは専門分野の話が多すぎるとの感想でしたが、詳細な他人の情報を最大限に利用して殺人犯に仕立て上げる知能犯が本作の敵。
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データ分析専門の会社が保有する個人情報はフィクションとは言え恐ろしい範囲に及び、ページが進むと自分の周囲が気になります。 ライムの従兄弟との過去、アメリアとの関係、それからデータ収集と管理に関する専門用語などわりとしっかりした本筋に絡むサイドストーリーが目立つのが今回の作品。 気が付けば大いにありうる個人情報の悪用が身近すぎて緊張感を沸騰させ、登場人物達の個性も目立たなくなっていたシリーズの最新作は科学捜査がポピュラーになりすぎて今後に不安を残す印象を残しました。 
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by yesquire | 2010-01-09 23:46 | book
現在ハリウッドで最も成功しているコメディ映画プロデューサーJudd Apatow(ジャド・アパトー)の最新作は脚本も映像も完成度を増し、私生活もハッピーと想像できる監督が撮りたかったであろう作品となったFunny People(ファニー・ピープル)
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スタンダップコメディの場面でギャグを惜しげもなく披露する一方病気になった有名コメディアンの葛藤を描き、ザ・コメディ的なお笑いと一線を画す映画は、Adam Sandler(アダム・サンドラー)演じるスターコメディアンが不治の病と診断される事からスタート。 売れない脚本家役のSeth Rogen(セス・ローガン)は偶然彼と出会って付き人兼脚本書きとなり、自らのセンスを磨きながらセレブの世界に迷いこみます。

弟子と師匠の関係、Jonah Hill(ジョナ・ヒル)やJason Schwartzman(ジェイソン・シュワルツマン)といったお馴染みの役者演じる若手コメディアンの日常と人気芸人の過去の女性などが絡んで真面目なコメディ映画は進展。 Leslie Mann(レスリー・マン)演じる軽快な昔の女に会う場面まではいいのですが、その後は話が長すぎファニーじゃなくなります。 登場人物は増え、病気は治るしで量の多すぎるフルコースを食べた後に山盛りのデザートな終盤。

本人のままのアダム・サンドラーと存在感薄いがやってしまった感が上手いピュアなセス・ローガンの2人は見ごたえがあり、比較的下ネタ抑制した映画の評価は☆☆☆★★。 
 
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by yesquire | 2010-01-04 21:18 | movie / tv

Bruno / ブルーノ

カザフがオーストリアへ、ニュースキャスターがファッション関係へ変わり、より過激になったSacha Baron Cohen(サーシャ・バロン・コーエン)製作のワイルドなコメディがBruno(ブルーノ)
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カルチャル・アナーキーな主人公はまたまた食事中には絶対見れないシーンを連発、割とナイーブな標的に最大のインパクトを与える「どっきり」は前作と変わりません。 今回はゲイのネタで行き過ぎた笑いが多く続編は面白くないという定説を証明するばかりか、限界も示しているよな気がしました。 

そりゃ空港のバゲージクレイムで段ボールから黒人の赤ちゃんが出てきて、TVのショーでオーストリア人がなまった英語でその子をOJと名づけたと聞けばたまげます。 しかしジョークで笑わせるというより知らないショックを観客に与えて満足して終っている映画とも言えるし、出来れば次は他のコンセプトでその才能を活かして欲しい異端児の作品でした。
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by yesquire | 2010-01-01 23:33 | movie / tv