赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2009年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

伝統的な80年代の作り方をリピートするNora Ephron(ノラ・エフロン)による伝説的な料理人Julia Childと彼女の料理全てをブログで再現する現代の女性Julie Powellの映画がJulie & Julia(ジュリー&ジュリア)。 ロブスターをボイルするシーンで"Pycho Killer"を使い、ダンアクロイドの物真似パロディを流すなど懐かさを感じさせる作品でしたが脚本、撮影と演技が見事にミックスした名作となりました。
f0096206_23174153.jpg
批評でも指摘されているように時代の違う両女性の結婚生活がお互い理解のある夫を持つことで充実しています。 が本作の主題は結婚ではなく「料理」であり「料理をする喜び」です。 フランスの閉鎖的な社会でフランス料理を取得してゆく半世紀前の外交官婦人と、ブラックベリーを持つ友人に囲まれ目的を失っていた現代の若い女性が共に料理に目覚めて成功するストーリー。 諦めかけていたフランス料理の英語版集大成“Mastering the Art of French Cooking”がクノップ社で出版が決定したシーンとブログがNew York TimesのFood欄に取り上げられ留守電にメッセージが集中する場面でクライマックスを迎えます。 

筋肉の動かし方や話し方などいつも通り本人以上の印象を残すJulia役のMeryl Streep(メリル・ストリープ)も偉大ですが、新境地に挑戦す続けるAmy Adams(エイミー・アダムズ)も素晴らしい演技を見せます。 しかし、メリル本人がJulia Childを演じていたのではなくJulieを通した彼女を体現したとインタビューで話していたのには驚きました。

大げさにならず、余計なシーンも少ないコンパクトな本作はクライマックスも控えめですが、どちらかと言えばJulieに似ていると思わせる監督の料理に対する静かな情熱も感じる優秀な作品。 "Boeuf Bourguignon"が食べたくなりました。
 
[PR]
by yesquire | 2009-12-30 23:36 | movie / tv
クリスマスイブを楽しく過ごしケーキを食べ終えた頃に緊急入院となった妊婦の嫁さん。 ジュニとパパが心配しながらサンタさんのプレゼントで遊んで1日を終えた後に病院から朗報があり、無事元気な男の子が産まれました!
f0096206_17245871.jpg
今回も長時間のお産で大変でしたが、娘より800gほど軽く産まれた男の子はさすがに可愛いらしく大仕事を終えた嫁さんも「ジュニー」と言いながら抱いています。 ママと離れて寂しさをグッと堪えている娘は赤ちゃんの手を握って優しく話しかけている様子。 出産と新生児の御世話にくわえてお姉ちゃんとなった小さな長女にも愛情をもって接する嫁さんの姿に感動しました。
[PR]
by yesquire | 2009-12-27 17:43 | baby
もう読めないかと思っていた名作『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』の作家マイケル・シェイボンの最新作はハードボイルドな刑事物で日本では文庫版推理小説のカテゴリーとなってしまった『ユダヤ警官同盟』
f0096206_16311814.jpg
アラスカの局地にあるユダヤ人居住地で起きた殺人事件を追うユダヤっぽくない刑事が主人公。合衆国に編入されてしまう特別区、アラブ諸国によって崩壊したイスラエル、独立した満州、暗殺されないケネディ大統領、厳格かつ閉鎖的な辺境のユダヤ教社会など設定はかなり荒っぽく特徴がありますが、殺人事件があらぬ方向へ展開し主人公も追い込まれる推理小説としても読みごたえのある作品。

コーエン兄弟が映画化するそうなので想像しやすい面もありますが、ダークで個性豊かな人物が多数登場するので作家は読者を飽きさないフィクション。 救世主や宗教家の世界に加え主人公の負け犬刑事とインディアンの血を継ぐ大柄な相棒、上司として戻ってきた元妻など変なキャラクターにも事欠きません。 全編を通してチェスがキーとなる優良な推理小説の映画版も楽しみです。
[PR]
by yesquire | 2009-12-25 16:30 | book
落ち着いたペースと淡色の映像、暗い雰囲気が特徴的な悩める若者のロマンスがTwo Lovers( トゥー・ラバーズ)。 ハートブレイクしたばかりで情緒不安定な主人公Joaquin Phoenix(ホアキン・フェニックス)と同じフラットに住むミステリアスな女性Gwyneth Paltrow(グウィネス・パルトロウ)の関係に親父のビジネスパートナーの娘が絡む二股恋愛モノですが、構成と編集が上手い分抑揚がない展開なので途中で飽きてしまいました。
f0096206_1283813.jpg
相変わらず繊細で依存症なブロンド役をまとめるギィネスに対し過剰な動きで落ちつかないホアキン、怪しげな雰囲気の母親役にはIsabella Rossellini(イザベラ・ロッセリーニ)と名優の演技は落ち着いて観ることができます。 ストーリーもデンディングも簡潔なだけに観客を惹きこむ他の何かが必要だった気がする映画でした。

エンゲージリングの流用はいかんよと言いたくなった本作の評価は☆☆★★★。
[PR]
by yesquire | 2009-12-24 12:41 | movie / tv
マイケル・マン(Micael Mann)の作品とは思えない単調で普通のギャング映画となってしまったのがPublic Enemies(パブリック・エネミーズ)。 「マイアミ・ヴァイス」や「コラテラル」の緊張感やノワールで印象的な映像は無く、街角で見過ごされるクリスマスツリー程度の作品。 ただしそのツリーにはJohny Depp(ジョニー・デップ)とChristian Bale(クリスチャン・ベール)という高価なオーナメントが飾られており人の目は惹きます。
f0096206_14115462.jpg
大恐慌時代の銀行強盗とその愛人、FBIの精鋭達にフォーカスした映画やドキュメンタリーはそれこそクリスマス映画並みに多数制作されているので新鮮味はないし、Billy Crudup(ビリー・クルダップ)を含めた主演男優達は似たような映画にクレジットされているので鮮度は更に落ちます。 銃撃シーンをハンディで撮影したのは緊迫感がありましたが今では常套手段。 2時間近くバットマンとジャック・スパロウがチラついて集中できないまま終わってしまいました。

「Last of the Mohicans」の方が主人公の描き方は鮮烈だったし、Bank Robber物でも「ヒート」の方が数段良かった本作の評価は☆★★★★。
[PR]
by yesquire | 2009-12-23 14:10 | movie / tv

西武園ゆうえんち

ママ友のご自宅へ招待されいざ出発という時に自家用車にトラブルが発生し出遅れてしまった週末、それでも狭山湖近くの西武園ゆうえんちに皆で元気に行きました。 「業績が心配になる」と聞いていたほど駐車場は空いていましたが、広い園内にはファミリー専用のスペースがあり、メリーゴーラウンドから機関車まで一通りの乗り物が体験できます。
f0096206_22124218.jpg
ジュニも仲良しのお友達と大いに楽しんで遊んでいました。 ママ友に用意してもらったお弁当も美味しく頂き、娘は生まれて初めて大きな観覧車に乗ったりして大満足した後新築の友人宅で夕食を頂いてから帰りました。
[PR]
by yesquire | 2009-12-16 21:55 | travel
日本語訳がお始末なために読んでいて少なからず不愉快になるドキュメンタリーとなってしまったマイケル・ルイスのスポーツ物3作目が『ブラインド・サイド』。 映画化が決定で急に出版したからなのか、緊張感のあるNFLのシーンも無駄なポンドにキログラムのルビや、表紙裏の素人には参考にならないポジション表などがかえって混乱をきたす導入部分となり感情移入できません。
f0096206_23165377.jpg
物語はルイジアナの貧困と混乱の中で育ったマイケル・オアーが偶然白人の裕福な家庭に保護され家族となり、その体格と運動神経によって超高校級のアメフト選手になって行くもの。  苦労して現在の資産と地位を築いた父親と厳格でプライドの高い母親、才能を見抜いたコーチや根気よく勉強を教える家庭教師などに支えられ、無事アメリカ流のサクセスストーリーを成就させる主人公のドキュメンタリーには感動します。 

入念に語られているように早くから確立されたスカウト網のおかげで実力を発揮したマイケルに対し大学のコーチ達が壮絶な獲得合戦を行い、最終的には父親と同じミシシッピー大学に入学、本作には間に合いませんが様々な記録を打ち立てドラフトでNFLのレイヴェンズに入団します。 作者の妻がディナーの席で「10分で笑い、20分で泣き、30分で食事を忘れた」と述べているように映画として素材も豊富なドキュメンタリーですが、とにかく正直すぎて余計なカタカナ表記と知識をひけらかしたがる翻訳ブラインドな翻訳家のせいで日本語訳は大失敗で、10分もスラスラ読むことはできません。 原文かWikipediaを読んだほうがより現実的で真実味があった本作の映画に期待です。

wiki→ http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Oher
[PR]
by yesquire | 2009-12-14 23:33 | book

豚組 西麻布

昔は確かフレンチトーストが有名だった居酒屋の店構えを残したとんかつ屋が豚組。 夜とは違った雰囲気の店内で食べるトンカツはお肉はもちろんパン粉や油にもこだわり胃もたれしない究極のとんかつとのこと。
f0096206_23433856.jpg

季節によって仕入れる豚肉が変化するメニューからその日のランチに選んだのは飛騨けんとん。 ロースの肉厚とフィレのような柔らかさに驚きの一品でした。 子供用のカトラリーも用意された庶民的なとんかつ屋さんは高級店には珍しくご飯ときゃべつおかわり自由で週末ランチにまた行きそうなお店となりました。
[PR]
by yesquire | 2009-12-13 23:58 | 西麻布

クリスマスパーティー

毎年パパの会社では子供に職場を見せることも兼ねてキッズを対象にしたクリスマスパーティーを開きます。 ジュニは二回目の参加でしたが、歩けるようになった今年は犬のバルーンを持って会社のロビーを縦横無尽に走りまわります。 オフィスではパパの同僚にはシャイな一面を見せるものの、キティちゃんのショーや豪勢なディナーにママも大満足。
f0096206_226392.jpg
そして前回もいた本物のサンタクロースに今年も会って写真撮影。 チョコレートフォンデュも堪能し、プレゼントも頂いてジュニだけでなく両親も楽しい時間を過ごしました。
[PR]
by yesquire | 2009-12-11 22:23 | baby
Charlie Kaufman(チャーリー・カウフマン)原作・監督の暗い映画がSynecdoche New York(脳内ニューヨーク)。 確かに日本語の題名は映画の内容を表現してますが、明るいイメージとポップなHPは鬼才の難解な作品とは正反対です。
f0096206_2157521.jpg
今回はPhilip Seymour Hoffman(フィリップ・シーモア・ホフマン)がいつものカウフマン作品らしく悩み続ける不幸な主人公。 脚本家の彼の家庭は突然妻Catherine Keener(キャサリン・キーナー)が絵画を極めるためベルリンに行くことで崩壊し、周囲にいる女性とのロマンスも次々と終わります。 原因不明の病と年齢の問題を抱えた主人公は原寸大のニューヨークをセットに莫大なキャストを雇って自分の人生を演じさせるマスターピースを作ることに。 

愛人の家はいつも燃えていたりして、いずれはカルトムービーになる可能性もある本作も最初の45分くらいからついて行けなくなったので大好きな女優達の演技に注目することにしました。 周囲を固めるのは相変わらず怪しい魅力を持つSamantha Morton(サマンサ・モートン)、若い女優役がキラッと光ったMichelle Williams(ミシェル・ウィリアムズ)、色んな役をこなせるHope Davis(ホープ・デイビス)に相変わらず存在感のあるEmily Watson(エミリー・ワトソン)など、これだけの女優達が集合した映画は他にありません。 

カウフマンが監督もしたことで余計分かり難くなった野心的な映画は典型的な失敗作とも、後々まで一部のメディアで語られるコアな作品とも言えます。 個人的に満足できなかったので評価は☆★★★★。
[PR]
by yesquire | 2009-12-02 22:23 | movie / tv