赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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ふうき豆と海のり

2メートルはある氷柱や除雪車を新幹線から眺め深雪の山形へ日帰りで出張。 さすがに市街地の歩道は積もってませんが、日陰のかなりの積雪と耳に響く冷風に余計な筋肉に力が入ったのか帰りの電車では熟睡しました。
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山形と言えばだだちゃ豆ですが、季節がらさくらんぼもないしお土産は名物のふうき豆と海のりにしました。 海のりは早速翌日からお味噌汁に、ふうき豆は食事の後のおやつに手をベタベタにしながら堪能しています。
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by yesquire | 2008-01-31 21:48 | food
ニュージーランドとウェールズ産の勢いある男優が主演のウェスタンが3:10 to Yuma(3時10分、決断のとき)。 エルモア・レナード原作の本作は50年代の西部劇のリメイクです。
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南北戦争の負傷兵Christian Bale(クリスチャン・ベール)が悪名高き強盗Russell Crowe(ラッセル・クロウ)を3時10分発ユマ行の機関車に乗せるまで護送する物語。 片足が不自由だが小さな農場を持つ元北軍兵ダンは特に戦略があるけでもなく大仕事を家族を養うために請負います。 一方で残虐かつ冷徹なのに知性もありウィットも感じるお尋ね者ウェイドは典型的なウェスタンの悪役で、ダンに失望する長男を魅了し妻と甘い会話を平気でしたりします。 

盗賊の部下がボスを取り返しに迫り、アパッチに襲われたりする道中で男同士絆が結ばれて3時10分を迎えることに。 しかし道中の銃撃シーンにあまり緊張感が感じられないし、小道具から衣装や馬車まで細部にこだわり雰囲気を出したのは評価できますが、主人公二人の描写に深みがありませんでした。 でもPeter Fonda(ピーター・フォンダ)などクセのある脇役、スタイリッシュな撮影と存在感のある俳優によって最後まで行方の分からない旅程は単純に楽しんで見ることができました。

「許されざる者」ほどのインパクトはありませんが、西部劇復活して欲しいし評価は☆☆☆★★。 
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by yesquire | 2008-01-27 18:37 | movie / tv
訳者である村上春樹による解説が面白かったのがレイモンド・チャンドラー作『ロング・グッドバイ』。 旧訳では省略されていた詳細な描写が新訳では翻訳家による思い入れから復活、本の厚さも手伝って飛ばしてしまおうかと思った箇所が確かにありました。 余計とも思われるチャンドラー特有のディテイルを村上春樹は「偉大なる寄り道」としてあえて強調しています。
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物語は探偵フィリップ・マーロウがロサンジェルスの金持ちと偶然知り合いになる場面で始まります。 富豪の娘と結婚したその男が妻を殺害しメキシコへ逃亡、マフィアや義父も絡んだ状況で探偵が逮捕されると突然その男が自殺。 そこから話は急展開し、謎の美人作家婦人や殺された女の姉が登場、マーロウはますます混沌とする闇の世界で一人孤立しながら事件を解決してゆきます。

村上春樹を含めた作家や評論家が言うとおり、本作品は探偵物ではなくフィクションとして十分読む価値のある小説だと思いました。 もちろんミステリーとしてのヒネリも素晴らしいですが、60年代のモノクロ映画を思い出させるセリフと描写に感心しました。
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by yesquire | 2008-01-25 22:16 | book

家飯 参鶏湯

寒い日が続き娘が生まれて初めてカゼを引いた先週末の昼は自家製の参鶏湯でした。 炊飯器を使って意外と簡単に調理できる温か料理は口にした瞬間から体に効きそうでした。
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ジュニの風邪は咳から始まって鼻水ジュルジュルに。 さすがに夜も寝苦しかったようで病院で薬をもらってきました。 最近になってようやく症状も治まりいつもの元気が戻ってきましたが、今度はパパとママの喉と鼻に異変がっ! うがいと手洗いにいつも以上に気合が入る今日この頃です。
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そういえば参鶏湯は「栗」がいい味を出しておりました。
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by yesquire | 2008-01-22 21:55 | 家飯
翻訳に青山南を指名した出版社と見事起用に応えた本人が素晴らしいのがケルアックの新訳『オン・ザ・ロード』でした。旧訳「路上」は初めて手にした時がまだ若く、ビート・ジェネレーションに違和感もあり非常に読み難かった記憶があります。
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「オン・ザ・ロード」はアメリカを文字通りぶっとばして東から西へ信じられない速さで移動する主人公達のスピード感と若さが生々しく描かれ、考えることなくあっという間に読める(読んだほうがいい)小説に仕上がっていました。 取り換えるのが面倒なので紙をつなぎ合わせてタイプしていたという伝説が残る一作なので作者と同じテンポを持つことも重要かと思います。

1950年代のアメリカ大陸を追い立てられるように西へTripする(Travelでなく)主人公と友人達の物語は同世代の若者に何度も読まれ、深く影響を与え研究もされてきました。 当時はセックスの描写に気を使っていたため多少ウブな内容もありますが、「いいねっ!」(”Yes!”とか”Yaas!”)の感嘆詞で占められる会話やメキシコも含めた各地の人々の描写に若い作者の生き生きとした感性が読みとれます。

昨年本国ではOn The Road The Original Schrollという「完全版」が出版されちょっとブームになっていたようです。
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by yesquire | 2008-01-21 00:02 | book

Union Square Tokyo 六本木

予約がとれたので私の誕生日祝いに東京ミッドタウンのUnion Square Tokyoへ。 通された席のベンチシートは赤ちゃんを寝かせられる程大きく、もちろんベビーカーもOKでした。
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カジュアルなコースを選んだ嫁さんの前菜はカルパッチョ。 ここは地元ニューヨークのハンバーガーが有名らしく皆さんほうばっていました。
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お勧めのパスタはカニだったんですが、斬新な盛り付けとその味に感心しました。 また、迅速で親しみのあるサービスは多くのレストランを抱える経営母体の管理が優れていると感じました。
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主賓のメインはステーキ。 スモークして熟成したものをグリルするのがアメリカ流だそうで、柔らかくて贅沢な肉に胃も心も満足させてもらいました。 天井が高く、モダンなお店の雰囲気も妙にNYを意識している訳でもなく、ミッドタウンの1Fというロケーションを生かした作りになっており、再度訪問いしたくなるいいレストランでした。

評価は☆☆☆☆★。 店員が子供連れに慣れているのも頼もしかったです。
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by yesquire | 2008-01-20 00:09 | food
主人公に翻弄されるアンカーマンが泣ける程爆笑だった「ブルース・オールマイティ」の続編がSteve Carell(スティーブ・カレル)主演のEvan Almigthy(エバン・オールマイティ)。 特にコメディの続編は「見ない方がまし」という方程式が当てはまる期待外れの一作でした。
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前作よりもジョークが少なく、唯一笑えるのは神によってモーゼに変身させられてしまう主人公の変わりっぷりとそのリアクションだけ。 聖書の物語を現代に呼び起こしたのは保守的な映画を製作したかったのか、宗教色が強い話題作が多かったからコメディでも客を呼べるとふんだ映画会社の意図なのか分かりませんがとにかく変な映画でした。

スティーブ・カレルも持ち前の変な声と一昔前のコメディアン風の動きで頑張っていましたが、議員になったアンカーマンがモーゼとなって船を造り動物が集まってくるという設定、正義と奇跡を前面に押し出した子供だましのストーリーがいかにも陳腐でした。

評価は☆★★★★。 もっと他に笑える映画はあるはずです。
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by yesquire | 2008-01-18 22:36 | movie / tv
娘を持ったのでイザベル・アジェンデの『パウラ、水泡(みなわ)なすもろき命』を読みました。 作者の娘がスペインで病に倒れ、死に至るまで看病した間に書き綴ったノンフィクションです。
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マドリッドでの治療や病状など行き場のない現実と合わせて、聞こえているか分からない病床の娘に自分の半生とアジェンデ一家の話を聞かせる母親の切ない語り。 苦悩、責任、希望と何といっても愛がストレートに感じられる伝記でもあります。

チリの首班を輩出したアジェンデ家の歴史、自分の母親やそれだけで小説になりそうな作者の人生を病室でパウラに語る決意をしたのは、彼女が目覚めた時に途方にくれないようにとの思いです。 特にイザベル・アジェンデの結婚から出産、離別と「精霊達の家」でベストセラー作家になるまでの過程は旅や異国での生活がおとぎ話のように描かれ面白かったです。

ラテンアメリカ作家の特徴である最初から結末やドラマの大筋を読ませて読者をグイグイ引きこむ手法は本書でも有効で、女性の視点で語られるだけに他の大御所より描写が美しく(特に出産の場面など)、より優しく感じました。

こんな人生を歩んできたアジェンデだからこそ魅力的な小説を書けるんだなーとの羨望と他の作品への期待も大きかったです。 無事だったのですが、娘が精密検査を受けた時に読んでいたので余計に心残る一作でした。
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by yesquire | 2008-01-14 21:48 | book
昨日は「真冬だねー」と肩をすくめながら家族で散歩。 近所を巡回し、新しいショップを見つけ、嫁さんの買い物を済ませて足早に帰宅。 家を出てすぐに偶然嫁さんのママ友夫婦にばったり出会いましたが、その友達から教えてもらったのが表参道交差点近くの和菓子のHIGASHIYA
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モダンで上品な季節の和菓子を売る小さいけど凛としたお店です。 この日は出来たてのソーダ饅頭をテイクアウトしてほうばりました。 ジュニは完全防備してベビーカーにのせましたが、頬を赤くして寒さに驚いたようでした。

で、途中キルフェボンでいちごのタルトをふんぱつして購入。 「外から見ただけじゃ分からないんだよ」との嫁さんのコメント通り、大粒のみずみずしい静岡産のいちご(さすがは静岡発祥の店っ!)が埋まっておりました。 過去のケーキ食事タイムを更新するほどあっという間に胃に収まってしまいました。
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by yesquire | 2008-01-13 23:27 | 表参道
毎度裏切らない緊張感を第3作でも堪能できたのがThe Bourne Ultimatum(ボーン・アルティメイタム)でした。 相変わらす世界各地で危険に晒されながら自分のルーツを探すアクション作品はこのシリーズでしか見れないヴァイオレンスがたっぷり。 神経だけでなく身体に響くシーンの連続でした。
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今回はちょっと脚本がややこしく感じましたが、前作を引き継ぎながらも新しいターゲットに向かってジェイソン・ボーン=Matt Damaon(マット・デイモン)が突き進みます。 主人公を狙う敵の特徴が1,2作より弱いですが、CIAの偉いさんにDavid Strathain(ディビッド・ストラザーン)を起用するなど渋い配役は変わりません。

最終目的地であるNY市街で派手なカーチェースを撮影しただけでも拍手物ですが、他のアクション映画より洗練されている映像を維持するのも大変だったと思います。 ボーンとの関係がはっきりするJulia Stiles(ジュリア・スタイルズ)が好みでない嫁さんも「目が離せない映画だ」とのこと。 評価は☆☆☆☆★でした。
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by yesquire | 2008-01-13 00:03 | movie / tv