赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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カテゴリ:movie / tv( 177 )

True Blood(トゥルー・ブラッド)は流行りのヴァンパイア物TVシリーズ。 アメリカの吸血鬼といえばニューオーリンズなのでルイジアナの田舎町が舞台のドラマは、相手の思考が分かってしまう特殊能力を持つウェイトレスが店でヴァンパイアと出会うことから始まります。
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人間性が強いけどクールな吸血鬼ビルと関係を持つ主人公スーキーの周囲では連続殺人事件が起き、奔放な弟が容疑者となり、ヴァンパイアの厳格な世界やその血を飲む人間達が現れたりします。 ヴァンパイアが存在し人間と共生していることが前提の世界では差別や犯罪も政治もヴァンパイアが関係しており、女性は血を吸われ、吸血鬼もwiiでゴルフをやったりしています。

Six Feet UnderのAlan Ball(アラン・ボール)製作なのでクせのあるキャラクターが多く登場しますが、若くしてオスカーを獲ったAnna Paqquin(アンナ・パクィン)の久しぶりの深い役作りが最も輝いており、ピュアで爽やかな彼女が暗く陰湿なヴァンパイアの世界を際立たせていました。

HBOなのに大掛かりアクションも流血の大惨事もないドラマは、撃ち合いと大袈裟な展開だけで視聴率を稼ぐTVシリーズが既に過去のモノになった事実を認識できる作品の一つでしょう。 最後の方でオオカミ(犬?)男も登場し、嫁さんもきっと続きが気になっていると思われます。
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by yesquire | 2009-11-29 23:11 | movie / tv
露出度の高い主演のSeth Rogen(セス・ローガン)に非難が集中したが、脚本・監督のJody Hill(ジョディ・ヒル)に責任の全てがある駄作コメディがObserve And Report(オブザーブ・アンド・レポート)
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主人公のモールコップが露出狂と強盗とコスメ売り場の美女に翻弄されるストーリーは陳腐でよくある展開。 変な同僚、心優しいコーヒーショップの店員と子離れしないママなど売れないコメディ映画に登場するキャラクター勢ぞろい、いつものセス・ローガンっぽいイカレたギャグもラインも無いので笑えません。 唯一モールのインド系店員との罵り合い(と言ってもファックューばかり)5分くらいが救いの時間でした。

Ray Liotta(レイ・リオッタ)とMichael Pena(マイケル・ペーニャ)が共演しても全く冴えない、久し振りにほとんど良いところが無い失敗作でした。
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by yesquire | 2009-10-31 14:01 | movie / tv
主役が映画出演で忙しくヒーローズが集合する場面が極端に減った印象のHeroes Season3(ヒーローズ・シーズン3)でしたが、前シーズンと違いプロットと脚本がまとまって余計な場面も少なく大いに楽しめました。
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ピートとネイサン、その両親のペトレリ・ファミリーの関係と歴史を軸にチアリーダーとサイラーのストーリーが絡み、最後にまたヒーローズ達が集まって悪と戦う展開。 大げさな戦闘シーンよりは新たな敵に対する戦略や特殊能力の秘密などが緻密に描かれる中身の濃いシーズンは、未来から来て兄を撃ったピートが現在のピートを消し、クレアがいきなり蘇生能力をサイラーに奪われ、ニキの妹が登場し展開が読めたマヤの話は途中であっさり終わります。 

ネイサンが皆の敵になる緊張した構成の中ヒロ・ナカムラとアンドーのコミカルな活躍にはほっとしますが最終回のヒロは新シーズンが気になる状況。 それよりも最終回でぺトレリ・ファミリーとサイラーに起きる事件は想像もつかない最後を迎え感心させられました。 「また1年待つの長いなー」が最終回見終わった後で満足した嫁さんの一言でした。
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by yesquire | 2009-09-24 22:57 | movie / tv

24 season7 / 24 シーズン7

アクションよりドラマ色が強かった7年目の24。 ジャックはFBIが追うテロリストが死んだはずのトニー・アルメイダであると知らされ、渋々協力していくうちにアフリカ(脚本家ストで中途半端になった前作に関係)の騒乱の余波、ホワイトハウス襲撃と生物兵器など無茶苦茶な展開に24時間どっぷり浸かってしまいます。
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嫁さん曰く「色々考える人達はすごい」という設定が乱立しますが、今回は細かいプロットは省略され人間関係を深く描写しているような気がしました。 相変わらず外へ筒抜けの政府系機関や脇の甘い政府、深入りする(今回は女性の)大統領家族、政敵と異国のテロリスト集団など登場人物はほとんど変わりません。 どうやって危機を乗り越えるのか、誰が裏切り者なのかという緊張感は薄らいでしまった気がしますが、そこは7年続くシーズン物ですので思わず食い入るように見てしまう魅力は衰えていませんでした。

嫁さんは格好良くなってたビル・ブキャナンと最初は胡散臭い大統領補佐官が良かった模様です。
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by yesquire | 2009-06-16 20:41 | movie / tv
最初は大統領らしくなかったFrank Langella(フランク・ランジェラ)が最後はニクソンよりニクソンに見えた舞台の映画化がFrost/Nixon(フロストxニクソン)。 ベテランのRon Haward(ロン・ハワード)が光を上手く使った映像で時代の寵児Peter Morgan(ピーター・モーガン)の脚本を完璧に仕上げた作品。
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英国出身の脚本家は「クィーン」で象徴と威厳を身近にしかも畏れなき存在にしましたが、今回はその権威が崩壊するまでを焦らしながら見事に描いています。

ランジェラとMichael Sheen(マイケル・シーン)の主役の二人も何度もTVで流れた有名なインタビューの本人をスキなく演じており、光線を上手く使った映像を見ているとその場にいるような錯覚に。 良質な構成、脚本、編集に優れた俳優の演技と落ち着いた音楽を持つドキュメンタリーであり舞台の映画化作品に出会うことは幸運です。 作品賞に匹敵する映画の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2009-06-12 23:25 | movie / tv
ルームメイトの2人Seth Rogen(セス・ローガン)とElizabeth Banks(エリザベス・バンクス)が金に困って安いポルノ映画を製作するKevin Smith(ケビン・スミス)監督のコメディがZack and Miri maka a porno(ザック・アンド・ミリ・メイク・ア・ポルノ)
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同窓会でアダルトビデオを売って儲けた話を聞いた二人がハンディで映画を撮影、スペースがなくなり勤務先のコーヒーショップで2人のセックスシーンを撮ることに。 ただのルームメイトだったはずが結ばれたことで火がつき、お互いを意識し最後は(それまではケビン・スミス節絶好調のシナリオだったのに)"I Love You"で締めくくられる映画。 

ラストシーンで流れた挿入歌"I Love You"は懐かしく思わず口ずさんでしまいましたが、良かったのはほぼそこだけ。 自らも認めるとおり監督はパーティでジョークを話しまくる大男なので脚本はさすがに秀でていましたが、先が読める展開とヒネリのない構成に途中で飽きしまいました。

評価は☆★★★★。 F-word以外のキワドイ単語もイマイチついていけませんでした。
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by yesquire | 2009-06-11 21:29 | movie / tv

The Reader / 愛を読むひと

素晴らしい女優の演技、ハンサムな映像、原作はベストセラー、雰囲気のある音楽と恥ずかしい日本語タイトルを持つのがThe Reader(愛を読むひと)
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特殊メイクを感じさせない主演女優賞、時代を行ったりきたりする構成と大げさなシーンの少ない悲劇はStephan Daldry(スティーブン・ダルドリー)監督の前作「The Hours」と似ていますが、意外に出番の少ないKate Winslet(ケイト・ウィンスレット)のパフォーマンスというよりはアートの域に達していた演技は際立っていました。 

15歳の少年が関係を持った女性は彼に本を朗読させる謎の多い年上の女性で、立派な検察官となった現在も彼に濃い影響を残します。 法学生の時に主人公はナチの裁判で弾劾され文盲の事実を隠し終身刑になる彼女を傍観。 訪問も手紙も書かずに思いついたように朗読の録音テープを送る男と答えるように必死に読み書きを覚える女。 出所が決まった時に再会のチャンスが訪れ久し振りに言葉を交わす2人とあっけなく迎える最後の描写は成熟した映像で喉が渇きました。

嫁さんも興味深々で「最近あまり観ない感じの映画」とのこと。 独立したウェインステイン兄弟復活の予感を感じさせる名作の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2009-05-31 22:40 | movie / tv

The Wrestler / レスラー

Mickey Rourke(ミッキー・ローク)を使った監督とプロデューサー、後姿が印象的な主役の好演が素晴らしかったドキュメンタリー風のドラマがThe Wrestler(レスラー)
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過去の栄光にすがる老いたプロレスラーが心臓発作を起こし一人娘と再会するシンプルなストーリー。 アメリカの小さな興行のバックステージが赤裸々にされ、そこで働くレスラーのショッキングな現実も面白い内容。 スーパーで使える凶器を探したり、流血ファイトのためにテーピングに刃を隠したり、仲の良い対戦相手達は試合進行を事前に決めるといった信じたくないけど事実だったプロレスの舞台裏がミッキ・ーロークを後から追うカメラが明かします。  

スッキリしたエンディングとありきたりの娘Evan Rachel Wood(エヴァン・レイチェル・ウッド)との再会シーンなど非常に分かりやすい構成も落ち着きます。 最後に主演賞を逃したのは老いたヒーローを演じる元イケメン俳優にアカデミー会員が自分達の姿を見てビビったからなのか。 Randy the Ramにプロレスファンも納得するでしょう、評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2009-05-29 23:30 | movie / tv
エマージング諸国から賞レースに加わる名作のほとんどが貧困街の子供を主人公に設定しそこから這い上がる過程を描いています。 Slumdog Millionaire(スラムドッグ$ミリオネア)は英語圏のインドを舞台にした英国監督作品なので外国語映画部門にノミネートされなかったのが成功の一つの理由ですが、過去の似たような映画とストーリーは一緒です。
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スラムから這い上がるステップが今回はクイズ番組で、Danny Boyle(ダニー・ボイル)お得意のスピード感ある展開と見せる映像が緊張感を増幅、これも他と同じですがヒロインがいて、暴力と我々の知らない常識が鑑賞者にたたきこまれます。

インドの酷い貧困街の画像と共に忘れられない場面となったのが善意の仮面を被った大人が少年の視力を奪うシーンではないでしょうか? ミュージックビデオで終わるエンディングも監督のお得意ですが、これはちょっとがっかり。 アカデミーにふさわしくないとは思いませんが、それほど大きく感動する映画でもありませんでした。 評価は☆☆★★★。 
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by yesquire | 2009-05-23 21:42 | movie / tv
主役にRicky Gervais(リッキー・ジャヴェイス)を使ったのが素晴らしいゴースト物ロマンス・コメディがGhost Town(ゴーストタウン)。 幽霊と突然コンタクトをとれるようになった嫌味でケチな歯医者と残した妻が気になる幽霊Greg Kinner(グレッグ・キナー)の物語。
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大勢のゴーストがメッセージを託しに一人暮らしの主人公の部屋に集合、助けた男の幽霊の願いは寡婦につきまとう怪しい弁護士と別れさせること。 ほのぼのコメディなので結末も見えているし、恐竜を扱う考古学者と歯医者の接点、ロマンスにつきものの大きな飼い犬などおきまりの要素てんこ盛りの映画です。 とにかく主役だけが新鮮かつ衝撃でもあるコメディの評価は☆☆★★★。
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by yesquire | 2009-05-21 22:25 | movie / tv