赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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カテゴリ:movie / tv( 177 )

我が道行くAlan Ball(アラン・ボール)のTrue Blood(トゥルー・ブラッド)第2シーズンは期待を裏切らないストーリー、構成と脚本で不気味なヴァンパイアの世界にグイグイ引き込んで行きます。
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もちろん主人公スーキー・スタックハウスの南部のアクセントといつの間にか正統派のヒーローになってきた弟ジェイソンのセリフはテンポよく吸血鬼の尖った歯のように突き刺ささるし、牝牛や鹿に姿を変える人間など風変わりな登場人物が巧妙に絡み合って飽きさせません。

街の混乱を解決、ビルがスーキーにプロポーズして上手く行ったと思ったラストももちろん感動などさせてもらえず、次のシーズンが待ち遠しいHBOの秀作はプロデューサーのやる気が薄れなければ長続きするんでしょう。 ジェシカ役でデビューしたDeborah Ann Wall(デボラ・アン・ウォール)の今後にも期待度大。
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by yesquire | 2011-02-22 22:41 | movie / tv

A Single Man / シングルマン

大手出版社の傘下に入る前のWallpaperの世界を一流デザイナーの想像力で映像にしたのがA Single Man(シングルマン)
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日本ではファッション雑誌や業界が無条件に持ち上げたくなるお洒落な映像が盛りだくさん。 ゲイの教授役Colin Firth(コリン・ファース)のどアップはちょっとやり過ぎだが、盛りを超えた女友達のJulianne Moore(ジュリアン・ムーア)は美貌と脆さが同居する熟女を見事に演じており印象に残ります。 雑誌のページを動画にしたような風景やインテリアがいい感じの色彩で何度も登場し、ストーリーとしては内容のない作品を「雑誌とショップでコラボする短観ロードショー的」映画に仕立て上げ、本国とは違う客層をアジアの小国で映画館に呼ぶことに成功したのではないでしょうか。
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by yesquire | 2011-02-18 23:09 | movie / tv

The American / アメリカン

デペッシュ・モードのアートディレクターとしてジャケットからライブビデオまで広く手が来ていたAnton Corbijin(アントン・コービン)の監督作品がThe American(アメリカン)
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内容はタイトルの通り薄味のコーヒー飲まされているようで、フィルムノアールっぽい映像も主演・製作のGeroge Clooney(ジョージ・クルーニー)が残忍な殺し屋という設定でハリウッド風味を冒頭から漂わせ失敗に終わります。 風光明媚なイタリアの田舎町が舞台なのは主演俳優がバカンスに行きたかっただけなのかと思わせる必要性を感じない場所で、ロマンスもありきたり、結末は嫁さんもあきれるほど途中から分かってしまいます。 

10年前なら大胆な構図と色使いで気鋭のミュージシャンの芸術面を支えた写真家の才能にも最近は陰りが見えており、長編映画に耐えられるアイデアも無かったようです。 
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by yesquire | 2011-02-11 17:25 | movie / tv

Lost Season 6

強烈な最初の印象が薄れる間に新たな展開が始まりいよいよ最後のシーズンとなったLost。 これで終わりとなる物足りない気分と今までのストーリーで上手くまとまるのか不安を感じながら見ましたが、気合の入った脚本と予想を裏切る構成に満足の最終シーズンでした。
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現実と島での出来事がマッチしない疑問も残ったし、嫁さんは島を守るジェイコブの神話はちょい行き過ぎじゃないかとの意見でしたが、死の現実を受け入れる過程での物語は意外性があって楽しめましたし、最後のシーンもなんとなく感動でした。

今まで以上に大がかりなセットで撮影し映画よりも長い時間を活用したサスペンス大作は、センセーションを起こしただけでなく、プロデューサーや俳優の映画進出でも成功例として名を残しそうです。
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by yesquire | 2011-01-05 22:22 | movie / tv
稚拙な日本語の題名とは反対に親子の関係より難病の治療への情熱と現実にフォーカスしたノンフィクションがExtraordinary Measures(小さな命が呼ぶとき)
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ロック好きで気難しい博士のHarrison Ford(ハリソン・フォード)と製薬会社を辞めて難病の子供のために資金を集めるBrendan Fraser(ブレンダン・フレーザー)が適役。 もちろん余命数年の病に冒された子供を持つ親の苦悩も描かれますが、原作と同じようにファンドを相手にアメリカでの治療薬開発と資金集めに翻弄される主人公の苦闘が中心に語られ、お涙頂戴というよりサクセスストーリーに近い作品で良かったです。

同じ病気の家族を治療薬を開発しているラボに呼ぶシーンには心動かされましたが、嫁さん曰く家族愛をより現実的な治療薬開発を表現した映画の評価は☆☆☆★★。 
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by yesquire | 2010-08-19 22:03 | movie / tv
親子の絆モノ第二弾はプライベートで評価がた落ちMel Gibson(メル・ギブソン)主演の巨悪成敗サスペンスのEdge of Darkness(エッジ・オブ・ダークネス)
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家族を殺された刑事の復讐という設定はリーサル・シリーズ物と被りますが、かなり年季の入った演技と娘に対する切実な想いの描写が印象的だった作品は、政府関係者と結びついた兵器メーカーの危険な実験に巻き込まれた娘が目の前で惨殺され静かに怒りを爆発させる優秀な刑事が主人公。 調査を開始すれば当然関係者が消され自分を狙う殺し屋も登場、裏切り、アクション、巧妙な罠などサスペンス-コップ-アクション必須の展開が続き、渋い脇役も加えて最後まで目が離せません。

部屋で髭をそる時にふざけて父親の真似をする娘を回顧するシーンが意外にも長く感じられ、自分に投影して観てしまいました。
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by yesquire | 2010-08-16 22:38 | movie / tv

The Road / ザ・ロード

親子の絆の映画第一弾は2000年台の名作が原作のThe Road(ザ・ロード)。 コーマック・マッカーシーが原作で描く近未来の世界をどう映像化するかが課題でしたが失敗に終わりました。
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ピューリッツァーな小説では母親の存在感は薄く、短いページ数に名もない父と子のサバイバルに重点が置かれていましたが、Charlize Theron(シャーリーズ・セロン)のキャスティングを聞いた時点で期待感が萎んだ予想通りの駄作。 最後まで描く関係が夫婦なのか親子なのかはっきりしないおかげで、シェルターを見つけてありったけの食糧と風呂にありつくシーンも幸福感が伝わらず、Viggo Mortensen(ヴィーゴ・モルテンセン)熱演の父が息絶える場面も長すぎて涙腺もゆるみません。

そもそも小説が少ない文字数で表現する退廃的な世界は最新の技術を使った映像でも独自性がなければどこかで見た風景ばかり。 さらにはNo Country For Old Menという秀作があるだけにマッカーシー原作の映画製作にはちょっと早かった気がします。 原作ほど考えさせられず最後も中途半端だった作品の評価は☆★★★★。 賞レースから早い段階で脱落させた製作会社の意図も分かる一品でした。
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by yesquire | 2010-08-12 22:56 | movie / tv
戦場から帰った兵士の帰還パーティーの場面で、本人がイラクで経験したジョークを語るうちに最初は笑っていた友人達も最後に沈黙してしまう象徴的なシーンがあります。 帰還兵達の喪失感と疎外感を本流に、最悪のニュースを家族に伝える軍人のドラマがThe Messenger(メッセンジャー)
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戦場で仲間を救った若く寡黙なヒーローBen Foster(ベン・フォスター)が医学的な理由で転勤を命じられ、Woody Harrelson(ウディ・ハレルソン)の下でその嫌な仕事を経験します。 遺族に触れてはならない、相手が動揺しても伝えるセリフは決まっていてるなど難しい任務だけに規則が細かく、当然ですが恫喝・号泣・怒声にも耐えなければなりません。 

陸軍の協力を得た脚本と映像には戦場の映画でなくても迫力があり、特に2人の俳優がピッタリと役にはまって最後まで惹きつけられる作品。 そしてプロットからは戦死を伝える場面でお涙頂戴かなと思ってたら、最後の男2人の会話でイージーで実は人なつっこい将校にもらい泣きしてしまいました。 ノミネートされて当然のウデイ・ハレルソン会心の演技が見られる映画の評価は☆☆☆☆★。
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by yesquire | 2010-07-25 15:12 | movie / tv

Precious / プレシャス

オーバーウェイトで文盲かつ2番目の子供を妊娠しているティーンエイジャーの物語がPrecious based on the novel `Push` by Sapphire(プレシャス)
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子供の親はプレシャスの父親ですが映像では登場しません。 代わりに家庭内暴力と暴言でMo`Nique(モニーク)演じる母親が強烈な印象を残しますが、オルタナティブスクールで親身な教師と出会うことで主人公は破滅的な人生から這い上がろうともがきます。

「何ら解決しない映画」との批判もありますが、HIV感染が判明した後の慟哭シーンなどは思わずホロっときてしまう米社会の底辺にスポットを当てた小さな感動を生む「アメリカ的な映画」でもあります。 有名な歌手も真剣な演技で上質な映画に貢献、何より初めて出演したGabourey Sidibe(カボレイ・シディベ)はスクリーンで文字通り大きな存在感を発揮していました。

観た後に嫁さんもちょっと無口になったドラマの評価は☆☆☆★★。
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by yesquire | 2010-05-07 23:14 | movie / tv

An Education / 17歳の肖像

Nick Hornby(ニック・ホーンビィ)独特のひねりと笑いが無かったジャーナリストの実体験が原作の恋愛映画がAn Education(17歳の肖像)
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フランスかぶれのませた女子高生を24歳のCarey Mulligan(キャリー・マリガン)が好演。 大人の男に誘導され華やかな世界で活き活きとする姿を上手く演じています。 洗練された上品な生活に女の子を惹きこむ優男はPhilip Seymour Hoffmanのような演技をしたPeter Sarsgaard(ピーター・サースガード)がわざとらしさのない演技で抑揚のない作品を盛り上げていました。

純粋な若い女性が大人の紳士に誘惑されて痛い目に合う話はうよくあるのでストーリーに新鮮味はありません。 しかし両親の会話など脚本はピリっとしており、選曲もさすがと思わせる機会が多かっただけに何か物足りない部分がもったいない映画でした。

Emma Thompson(エマ・トンプソン)など脇役も含めた俳優の演技が目立ったロマンスの評価は☆☆★★★。
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by yesquire | 2010-05-06 22:20 | movie / tv