赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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カテゴリ:art / fashion( 54 )

万華鏡の視覚 森美術館

オーストリアの美しい現代美術館のコレクションの一部を森美術館で展示したのが「万華鏡の視覚」。 フラーの眩しいインスタレーションが万華鏡を思い出させるからこの題なのか、現代美術の個性的なコレクションを無秩序に並べたコンセプトを全く感じない展覧会でした。
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「彼らが提示する世界に対面」すると「慣らされた感覚は試され常識は覆される」そうですが、全くそんな感覚はありません。 借りてこられる作品のうち比較的受け入れられやすい爽やかなものを展示しているだけなので、「世界の見方が変わる」と述べるキュレーターを変えたほうがいいかも知れません。 

大企業が広告費を抑え、、空いた枠を埋めるために作ったTV局の番宣を思い出させる展覧会でした。
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by yesquire | 2009-05-05 11:42 | art / fashion
川村記念美術館が企業保有のモダンアートの美術館で成功している理由の一つがロスコを保有していることです。 瞑想する絵画展はテートから始まったシーグラム壁画の半数を集めた希有な展覧会。 日本でこれだけの数のロスコを、しかも落ち着いた空間で観れることは二度とないと思われます。
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内から炎が燃え出る圧巻の大型絵画が並ぶ壮観な様子は部屋に入った瞬間から震えを呼びます。 作者の意図をほぼ満たした展示方法で活力を増した赤の作品、一つだけでも贅沢なのに同時に何点も目に入るのは幸運としか言えません。

ジュニも大きな部屋と赤と黒のキャンバスに興味持っているようでしたが、一番はしゃいでいたのは庭園の白鳥を観たときでした。 美術館前の池にいた白鳥を指さしたかと思うと、早速走り始めて満足そうにしていました。
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ロスコの前でそろそろ飽きてきた娘を嫁さんに頼んで連れ出してもらい、一人でじっくり堪能するぞと思ったら遠くから泣き声が..。 後ろ髪ひかれましたが「パパぁ」と呼ぶジュニを抱きに世紀に一度の部屋を後にしました。
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by yesquire | 2009-03-31 22:48 | art / fashion
娘が歩きまわるスペースもあるし、久し振りの英国アートなので、年初の現代アートは原のジム・ランビー/アン・ノウン・プレジャーズ展へ。 床一面のデコレーションとコンクリートに詰まったLPジャケットは子供の目も惹く大胆な作品。 表現が陳腐ですがレノンなどアーチストへの尊敬を表現した作品は大英帝国出身らしい繊細さも。 初めて見る個展なのに親しみあるのは幾何学的な模様主体だったからでしょうか。
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ジュニは館内の展示は気にせず中庭で元気に歩きまわり、カフェで休む人に手を振ったりではしゃいでました。 帰りは品川駅でパステルのなめらかプリンを購入して帰宅しました。
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by yesquire | 2009-01-17 11:11 | art / fashion

ジグソーパズル

年末密かに夫婦ではまったのが1,000ピースのジグソーパズル。 思いつきで嫁さんが手に取ったのが始まりで、子育てと家事の合間に寝る時間も惜しんで熱中していました。
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次第に旦那も巻き込まれ、飽きっぽい嫁さんに代わり最後は夫の手によって完成しました。
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by yesquire | 2009-01-15 23:21 | art / fashion
2008年最高の展覧会となったのが東京都現代美術館のネオ・トロピカリア/ブラジルの創造力でした。 冴えない美術館でタイトル通りクリエイティブで驚きと楽しみが混在する見事な作品を余裕をもった空間に上手く配置した良質な展示に感動。 60年代のブラジルで起きたトロピカリアなる主に音楽やパフォーマンス主体の芸術運動当時の作品と現代のブラジルアートを明確に区切ってはないですが分かりやすく並列、第一人者のエリオ・オイチシカによるグァバジュースのサービスに驚かされるフィルター・プロジェクトにはジュニも大喜びでした。 吹き抜けの空間を有効に使ったネトの作品もカラフルなイメージが離れない南米アーチストのイメージを覆す斬新だけどどこか楽しい大作。
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中南米のアーチストが紹介される時はどうしても政治・風土と歴史に大きく依存しがちですが、底流にその姿を想像しながらも固定観念を超越した感覚を呼び起こす作品に触れることはめったに無いでしょう。 ビデオ、音楽、パフォーマンスアートやファッションまで網羅しながら飽きのこない「進化の軌跡」を展示した展覧会に文字通り心躍った時間でした。 日曜の昼だったのに入場者が少なくほぼ貸切状態で見れたのも良かったです。
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by yesquire | 2008-12-03 21:48 | art / fashion
できれば美術館で見たかったフェルメール展。 開館時間ですでに列はしょうがないけど、見透かしたように名フレンチシェフの限定お菓子コーナーがあり、早速めったにない企画展の低俗な一面を露呈していました。
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子供連れだったので他の作家は飛ばして夫婦初めてのフェルメールに感動。 本や映像で触れてはいたもの、本物の絵画には溜息しかでませんでした。 ジュニにもよーく見せようと思って抱えてるうちにこっちが見入ってしまい、「すごい」と見惚れている始末。 滅多に鑑賞できない名作に大満足でした。

しかし、曲りくねった展示方法と、首をかしげたくなる展示場所、圧迫感のある天井、非常識な非常階段とその先にあるフェルメールをコピーした商品の数々。 絵を見た純粋な感動を失望に変える展示場にはヘキヘキします。 小学校時代に自分の絵が飾られたので許してやりたい気もしますが...。

個人的には「手紙を書く婦人と召使」の抑えた色彩と繊細な表情が気に入りました。 我が子も大きくなったら是非本物をじっくり鑑賞できる美術館で見てもらいたいです。
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by yesquire | 2008-11-06 21:39 | art / fashion
現代アートに浸りに今年も横浜トリエンナーレへ。 パフォーマンスあるいはパブリックアートに重点を置いており、パフォーマンスを常に見せるのは難しいのでビデオのインスタレーションが目立った展覧会でした。
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体験型のアートは親しみやすく何故かアジアでは人気ですが、今回はアニメっぽさが少々しか感じられない本格的な芸術祭でした。 ビヨークで人気上がったMatthew Barney(マシュー・バーニー)はいいとして、大好きなPaul McCarthy(ポール・マッカーシー)の大作に音も含めて接触できたのは感動、更にはパフォーマーと言えば忘れてはならないMike Kelley(マイク・ケリー)の作品までさりげなく置いてあったりで、統一性、連続性と新鮮味の深い優良なビエンナーレという感想を持ちました。
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思わず皆が微笑んでいたのは昼寝するぬいぐるみ。 お腹が上下する仕組みになっており、子供も喜んでいました。 会場の案内など文化祭的なノリが濃い部分もありましたが、構成や設置も余裕もっており、来場者も多くて成功しているようだったので安心。 次はジュニも走り回っているか、3年後も期待です
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by yesquire | 2008-10-19 11:26 | art / fashion
大ファンですが一線から退いていたマニュエル・オカンポの作品を観に竹橋へ。 エモーショナル・ドローイングは日本を含めたアジア中心の現代美術を集めた展覧会でした。 
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ドローイング回帰の潮流は2年くらい前からあり、奈良など日本の分かり易い作品も注目されてたはず。 特に日本人はアニメ風、ドローイングと言うよりは落書き風な必ず子供が書かれているモノが多いので、展覧会や美術書の一角を満たすには助かったのでしょう。 
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特に欧州のドローイングは本物というか大人のドローイングが多く、決して楽しくはない作品が中心のようです。 今回の展覧会は出身地では線引きできないとキュレーターが言っているものの、本流の絵画では注目されないし、統一性も維持されないのでアジアと中近東の画家中心。 そして美術教室の議題ではあるまいし何故か人を描いた作品が目立ちます。 ここでもキュレーターが「エモーショナル=情動を描いたものではない」と謳っているにもかかわらずです。

知らない画家の新鮮な作品を多く見れたこと、嫁さんの実家からチャリで爽やかに皇居走って、久しぶりに一人ゆっくり美術館で過ごせたことは嬉しかったです。
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by yesquire | 2008-10-05 11:30 | art / fashion
オフィーリアを見に久しぶりにBunkamuraへ。 テートギャラリーのミレイ回顧展が日本で開催されるだけでも奇跡なのに、オフィーリアまで来日するのは価値あると思いました。
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ロンドンではひっそりと展示されているシェークスピア劇の美人は、渋谷でもその冷たい存在感で周囲の空気を圧倒。 娘もちょっと目を惹かれたようでしたが、子供の肖像画にも声をあげてました。

カフェで休んでいる間に雨となり、駅まで走って帰路へ。 子供を抱えて地下鉄の入口に急いでいる間も、オフィーリアの手から流れ冷たい川を漂う摘花の様子が頭から離れませんでした。

ちょっと景気いい時に企画されたいい展覧会が最近は多く、美術館に足を運ぶ回数が急増中。 来年の秋はどうなるか分からないので...。
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by yesquire | 2008-09-20 21:59 | art / fashion
駐車場が真っ暗でおじさんに一声かけないと電気が灯らないほど財政難な東京都現代美術館で見たのが「パラレルワールド もうひとつの世界」。 アニエス・ベー協賛ですからフランスの現代美術中心の展覧会でした。
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仏アーチストの作品は夏休み中だからなのか子供向けの夢物語風の作品が多く、我が子は影絵や大きな花のインスタレーションに大喜びでした。 名和晃平のプリズムシリーズなど見たことある作品もありましたが、初めて接するフランス・モダンアートは分かりやすくて落ち着く感じがしました。

税金を納めている身からすると、現代美術とはどう理解しても言えないジブリ物はデパートの催物スペースに任せておけば?と思います。 夏休みの集客でひと儲けする必要あるのでしょうが、本来の設立趣旨と大違いだし、美術館の館長が日テレのエライさんなのでタイアップしてるだけで、ここのキュレーターは給料ゼロで当然でしょう。

景気いい時は良いけれど、企業タイアップで醜い展覧しているとますます客足遠のくなー、と行く度に心配になる美術館で何となくホッとした展示でした。
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by yesquire | 2008-09-15 22:13 | art / fashion