『ウォール街狂乱日記』 ジョーダン・ベルフォート
2008年 06月 01日
「飲む・打つ・買うは福利厚生」という帯に魅かれて手に取った証券マンが語る自称ノンフィクションのハチャメチャ小説。 途中からありえない取引などがあるので「ん?」と思いますが、80年代の業界の人間なら納得するような記述もあり、それなりに楽しめた一冊でした。 『ウォール街狂乱日記』の主人公は若くして当時の法律スレスレ取引で成功、ビリオネアとなってモデルの若妻、高級車とヘリとと別荘とボート、コールガール、そしてドラッグとあらゆるものを手に入れます。 マネーロンダリングや金融当局の検査、イケイケの社内や出産シーンなど実体験を(たぶん)基にしたドキュメンタリーでもありますが、映画化を意識して過激になりすぎのシーンも散見されるのでフィクションとして読むと面白かったです。
多くのウォール街モノ映画や小説と同じく、日本語にない金融用語やアメリカ独特の商慣習などの翻訳はあやふやになります。 スピルバーグ映画化と書いてあったので映像で見たほうが良いお話?
多くのウォール街モノ映画や小説と同じく、日本語にない金融用語やアメリカ独特の商慣習などの翻訳はあやふやになります。 スピルバーグ映画化と書いてあったので映像で見たほうが良いお話?
by yesquire
| 2008-06-01 08:21
| book