赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


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There Will Be Blood 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

There Will Be Bloood(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)は強欲で無情、神も愛もなく石油に執着するアメリカ人をDaniel Day-Lewis(ダニエル・デイ・ルイス)が好演したドラマ。
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2時間以上の上映時間のほとんどは20世紀初頭の南カルフォルニアの荒涼とした土地で石油採掘に執念を燃やす主人公の姿が表現されています。 最初に掘り当てた時に見せる赤ちゃんとの場面だけが唯一「ほのぼの」としてるだけ、後はジョン・ヒューストン並みの古いアメリカの風景と生活を土台にした石油王のサクセスストーリーです。 

主人公は事故で耳が聞こえなくなった息子にうまく愛情を注げず、義弟と名乗る男の存在を疑います。 しかし、最近のハリウッド大作に共通する女性が出てこない作品で、Paul Thomas Anderson(ポール・トーマス・アンダーソン)監督の主人公の対極にいる地元牧師との関係の描き方には嫁さん曰く圧倒されます。 

オイルフィールズに神はなく金が全てという信仰に支配されたドキュメンタリーにも似た映画は、乾燥した原野と粘着質の石油を芸術的に撮影した秀作。 嫁さんが冒頭のシーンで「これはアカデミー賞とる演技」と決定、評価は☆☆☆☆★。 始まりの音楽はLostかと思いましたが、日本語のタイトルにも☆5つ。
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by yesquire | 2008-04-26 09:54 | movie / tv