Eastern Promises 「イースタン・プロミス」
2008年 02月 16日
変化する身体に興味があったDavid Cronenberg(デビッド・クローネンバーグ)が大きな組織にフォーカスを移し制作した2作目がEastern Promises(イースタン・プロミス)。 ロンドンのロシアン・マフィアと偶然接点を持つ看護婦のストーリーは全体的に暗くてゆったりとした映画でした。 最近雰囲気のある女優になってきたNaomi Watts(ナオミ・ワッツ)演じる産婦人科の看護婦は、死んだ妊婦の日記からロシア人組織に近づくことになります。 Vigo Mortensen(ヴィゴ・モーテンセン)が怪しく演じる運転手は仕事でその看護婦と知り合いますが、ボスにはめられ命を狙われることになります。
赤ちゃんを産み落とした少女が書いたダイアリー、ロシアから流れつく売春婦、使えないマフィアのボスの息子などが絡み合い、重厚な映像とロシア訛の会話で味付けされた作品はロンドンのロシア人社会を怪しく浮き上がらせます。 しかし、ツイストもどんでん返しもない物語はヴィゴ迫真のサウナでの戦闘シーン(嫁さん曰く「男優賞ノミネートの理由」)以外に盛り上がりません。
監督の世界が好きなファン向きの本作、評価は☆☆☆★★。 未だに複数形の発音ができない映画会社が選んだ消費者金融な日本語のタイトルに大失望。
赤ちゃんを産み落とした少女が書いたダイアリー、ロシアから流れつく売春婦、使えないマフィアのボスの息子などが絡み合い、重厚な映像とロシア訛の会話で味付けされた作品はロンドンのロシア人社会を怪しく浮き上がらせます。 しかし、ツイストもどんでん返しもない物語はヴィゴ迫真のサウナでの戦闘シーン(嫁さん曰く「男優賞ノミネートの理由」)以外に盛り上がりません。
監督の世界が好きなファン向きの本作、評価は☆☆☆★★。 未だに複数形の発音ができない映画会社が選んだ消費者金融な日本語のタイトルに大失望。
by yesquire
| 2008-02-16 13:57
| movie / tv