『ウォッチメーカー』 ジェフリー・ディーヴァー
2007年 11月 13日
嫁さん待望のリンカーン・ライム最新作はシリーズ最強の敵が登場する『ウォッチメーカー』(The Cold Moon)。 殺人現場にアンティークの時計と詩を残す緻密かつ残忍な今回の犯人は、本来の目的を隠すために用意周到に様々な仕掛けを計画。 車椅子の元捜査官ライムとパートナーのサックス刑事がいつもより証拠の少ない現場の検証から犯人の意図をつきとめます。
今回はサックスが警察内部の汚職を独自に調査していることからライムと息が合わず、代わりに尋問の専門家が目撃者や犯人から捜査に重要な事実を引き出します。 というわけで科学捜査で事件解決という構図に作者が飽きてきたのか、CSIが人気だからか、証拠品からあっと言わせる推理や犯人先回りといういつものツイストが今回はあまり目立ちません。 むしろ印象に残ったのは細かい動きや反応で嘘や隠し事を暴く「キネクシス」専門のダンス捜査官の方でした。
ま、それでも嫁さんは育児の空いた時間に2日くらいで、旦那の私は出張の合間で4日の計1週間で2人で読んでしまいました。 事件の終わりは納得いかない本作の評価は☆☆★★★。
今回はサックスが警察内部の汚職を独自に調査していることからライムと息が合わず、代わりに尋問の専門家が目撃者や犯人から捜査に重要な事実を引き出します。
ま、それでも嫁さんは育児の空いた時間に2日くらいで、旦那の私は出張の合間で4日の計1週間で2人で読んでしまいました。 事件の終わりは納得いかない本作の評価は☆☆★★★。
by yesquire
| 2007-11-13 22:48
| book