赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

『暗夜行路』 志賀直哉

志賀直哉の書く文章が最も美しいと『城の崎にて』が抜粋された国語の教科書を読みながら学校の先生が話してくれました。 確かに美しい文章で書かれた『暗夜行路』も本棚に置きっぱなしにしてあった文庫本の一つですが、大人になってから読み返すとかなり衝撃を受ける内容だというのが改めて分かります。
f0096206_22333339.jpg
妻と父の不貞に悩む主人公謙作の話はあまりにも有名で、苦悩と和解の過程は倫理的な小説とも言えるのではないでしょうか。 この小説を読み返すともちろん感動もするのですが、悩み葛藤する謙作の思いや心の描き方が実に鮮明で伝わりやすい。 半分私小説と言われるように志賀自信も小説の中で実体験を伝えているような気もします。 今の心にある事をそのまま文章に出来たらこんな書き方ができるだろうかと自問させられます。 父と子について考えるこの頃、もう一度読んでみようかなと思います。
[PR]
by yesquire | 2006-10-20 22:43 | book