『シド・フィンチの奇妙な事件』 ジョージ・プリンプトン
2006年 06月 24日
ジョージ・プリンプトン(George Plimpton)はスポーツを対象にしたドキュメンタリーを確立した作家で、「ペーパー・ライオン」(Paper Lion)では本当にプロのフットボールのチームに加わって小説を書いていました。 サッカーの取材とインタビューの記事しか載せない日本のスポーツメディアとは格段の差があります。
で、この本は今まで見たことも無い早い球を投げる青年がメジャーでデビューするという話で、1980年代の米メジャーが舞台になっています。 1990年に日本語訳が出版されたのですが、当時は今程大リーグの情報が入っていなかった。 で、この本を読んで選手の名前とか色々覚えた記憶があります。 それよりも作品に登場するアメリカのスポーツメディアに触れられた事が良かった。
ジョージ・プリンプトン(George Plimpton)は有名な文芸誌The Paris Reviewの発行にも関わっていました。 通好みの作家がこういった誰が読んでも楽しい作品を書くところが懐が深くていいなと思いました。
で、この本は今まで見たことも無い早い球を投げる青年がメジャーでデビューするという話で、1980年代の米メジャーが舞台になっています。 1990年に日本語訳が出版されたのですが、当時は今程大リーグの情報が入っていなかった。 で、この本を読んで選手の名前とか色々覚えた記憶があります。 それよりも作品に登場するアメリカのスポーツメディアに触れられた事が良かった。
ジョージ・プリンプトン(George Plimpton)は有名な文芸誌The Paris Reviewの発行にも関わっていました。 通好みの作家がこういった誰が読んでも楽しい作品を書くところが懐が深くていいなと思いました。
by yesquire
| 2006-06-24 23:38
| book