赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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capote カポーティ

久しぶりのUA(ユナイテッド・アーチスト社)が作ったcapoteは、トルーマン・カポーティの一生ではなく、名作ノンフィクションの「冷血」(In Cold Blood)が世に生まれるまでを描いたドラマです。 「冷血」の舞台であるカンザスの冷たい景色と、カポーティが住む社交界の舞台のような華やかな世界が上手くまとまり、非常に美しい作品になっています。 風景を写すアングルと色がすばらしく、1枚の写真を見ているようで深く印象に残りました。

Philip Seymour Hoffman(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、その声を中心に異常な存在感を示し、オスカーも当然の演技をしています。 Catherine Keener(キャサリン・キーナー)はカポーティと我々の世界をつなぐ重要な役を存在感のある演技で示し、Chirsi Cooper(クリス・クーパー)は地元の刑事役にぴったりはまっていました。

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「冷血」は学生時代に読んだのですが、臨場感と詳細なドキュメントに鳥肌が立った思い出があります。殺人現場、犯人の人物像、関係者へのインタビューが上手に構成されているなと思いました。 映画を見ていると舞台裏を覗いているようで、特に犯人への取材と彼との会話はある意味ショックでもありました。

「冷血」は新訳も出版されたようなので一度目を通すのもいいかも知れません。 これまた伝説のジャーナリスト、George Plimpton(ジョージ・プリンプトン)の力作「トルーマン・カポーティ」も読んでみると面白いです。 

映画の脚本はShooting Fishなどに主演していた男優のDan Futterman(ダン・フッタターマン)でした。 フィリップ・シーモア・ホフマンの次回作はMI3(ミッションインポッシブル3)、クリス・クーパーはロシアのスパイになるFBIエージェントの役を'Breach'という新作で演じるようです。
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by yesquire | 2006-04-22 09:06 | movie / tv