赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
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A History Of Violence ヒストリー・オブ・バイオレンス

A History of Violenceはよくも悪くもDavid Cronenberg(クローネンバーグ)の映画でした。今流行ってますが原作は漫画なのでストーリーは単純、「間」が長く緊張感が続きません。その「間」がクローネンバーグの映画だと言ってしまえばそうですが、最初の導入部分は最高なのでその後は展開を早くして欲しかったです。人も簡単に死んでしまうのでアクションに見所は無いようでした。

男優は一流です。William Hurt(ウィリアム・ハート)がマフィア役ってのは確かに良かったし、Viggo Mortensen(ビーゴ・モーテンセン)も過去のある男の感情を上手く表現していたと思います。彼の家族を演じた俳優達も良かったです。主役の経営するダイナーや彼の家などのセットも違和感なく入れました。

クローネンバーグの作品は頭が変になるとか精神的に追い込まれる設定が多いのですが、今回は誰の頭も爆発しません。Viggo Mortensenがクローネンバーグの映画の作り方を「叫び声も、終盤の混乱もない」と評しているように作品も淡々と進みます。導入部分は舞台のインディアナと関係ないモーテルで起きる事件で始まるのですが、2人の強盗が共有する時間と雰囲気と会話が最高にクールです。車をほんのちょっと移動させるんですが、カメラが一緒に動くだけでかなり緊張しました。そうそう、彼の描くセックスシーンにはいつもドキドキさせられます。

嫁さんは映画の終わり方にも「?」でしたが僕はこれでいいのかなと思いました。

クローネンバーグの新作は珍しくハリウッドを題材にした"Maps to the Stars"と、死亡したロシア人少女の謎を調べる看護婦に危険が及ぶというスリラーの"Eastern Promises"だそうです。

William Hurtはコッポラ製作、Robert DeNiro(ロバート・デニーロ)が監督する"Good Shepherd"にMatt Damon(マット・デイモン)、Angelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)と共演しています。

今日は知合いのご夫婦達とランチをした後に千鳥ヶ淵の桜を見てきました。風で花びらが雪のように舞っていました。
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by yesquire | 2006-04-02 20:18 | movie / tv