赤坂在住の夫婦と娘と赤ちゃんによる日記と地元情報。 食事、映画、読書にアート、何でもありのブログです。 第二子誕生しました!


by yesquire
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

Doubt / ダウト~あるカトリック学校で~

Weinstein兄弟がディズニーに売却する前のミラマックスを思い出させる秀作がDoubt(ダウト~あるカトリック学校で~)。 演技派の俳優、舞台が原作のしっかりした脚本と落ち着いた映像は賞を意識しながらも小さくまとまった伝統を感じる作品でした。
f0096206_11324929.jpg
厳格で旧体制の権化なシスター役で受賞したMeryl Streep(メリル・ストリープ)は評価の枠を超えており、10分ほどですが対等に渡り合ったViola Davis(バイオーラ・デイヴィス)の若いのに堂々とした演技も圧倒。 賞レースの常連となったPhilip Seymour Hoffman(フィリップ・シーモア・ホフマン)は新時代のリベラルな神父を彼らしく表現しましたが、それよりも恐ろしく将来性を感じるAmy Adams(エイミー・アダムス)の純粋だが芯の通った若いシスターから目が離せませんでした。 

映画は聖職者による性的虐待でも人間関係でもなく、60年代アメリカでの旧対新、停滞対進歩といった対立を神学校という閉鎖的な場所を舞台に描いてます。 会話のシーンは冷たく緊張感がありカメラワークも上手なのですが、それ以外の場面は工夫が足りなかったか。 優秀な俳優の共演と上質な脚本で仕上がった本作の評価は☆☆☆☆★。
[PR]
by yesquire | 2009-05-02 11:52 | movie / tv