Vicky Cristina Barcelona / それでも恋するバルセロナ
2009年 03月 30日
Weinstein(ウエインステイン)兄弟の会社で2本目のWoody Allen(ウディ・アレン)作品は久しぶりのロマンス-コメディ。 Vicky Cristina Barcelona(それでも恋するバルセロナ)では珍しいことにウディ・アレン調の「どもり」を一度も聞くことがありません。 ストーリーは二人のアメリカ女性が休暇中のバルセロナでボヘミアンと恋に落ち、暴力的なその前夫人が絡んで3人の関係が微妙に崩れてゆくというもの。 堅者のフィアンセを残してきた真面目なVickyをRebecca Hall(レベッカ・ホール)が好演、奔放で意外な芸術性を持つCrsitinaはウディお気に入りのScarlett Johanson(スカーレット・ヨハンソン)でした。 この2人を上回るのが最初のシーンから賞モノの演技で登場したPenelope Cruz(ペネロペ・クルズ)の存在感。 魅力的な反面「カサノバ」Javier Bardem(ハビエル・バルデム)の人生を侵食してきた壊れやすい悪女をスキなく演じていました。
スパニッシュギターとワインに魅了されたVickyが芸術家との1日の関係を忘れられずバルセロナでフィアンセと過ごす間、友人のCristinaはアーチストと同棲を始めて前妻に芸術的インスピレーションを受けて恋心を持つ始末。 一人が離れ、二人が再開し、事件が起きる展開は古典的で、ウディ・アレンらしいウィットと脚本、ガウディの建築と町の雰囲気も絡んで小ぶりですが優秀な作品に仕上がっておりました。
評価は☆☆☆☆★。 いつも通り脇役もしっかりして落ち着いて観れました。
スパニッシュギターとワインに魅了されたVickyが芸術家との1日の関係を忘れられずバルセロナでフィアンセと過ごす間、友人のCristinaはアーチストと同棲を始めて前妻に芸術的インスピレーションを受けて恋心を持つ始末。 一人が離れ、二人が再開し、事件が起きる展開は古典的で、ウディ・アレンらしいウィットと脚本、ガウディの建築と町の雰囲気も絡んで小ぶりですが優秀な作品に仕上がっておりました。
評価は☆☆☆☆★。 いつも通り脇役もしっかりして落ち着いて観れました。
by yesquire
| 2009-03-30 22:19
| movie / tv